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オールナットが豪脚一閃で初重賞制覇|第76回チャレンジC結果

末脚炸裂!オールナットがグランヴィノスを差し切り重賞初勝利


第76回チャレンジカップ(GⅢ・芝2000m)は、秋の阪神競馬場で15頭により争われ、4歳牡馬オールナット(J.モレイラ騎乗、2番人気)が鋭い差し脚を繰り出し、待望の重賞タイトルを獲得。

スタートから果敢に飛ばしたのはホウオウプロサンゲとショウナンマグマの2頭。前半1000mを58秒4という速い流れで引っ張り、レースは自然と縦長の展開。好位には1番人気のグランヴィノス、その直後にマイネルクリソーラが追走。中団から後方にはオールナットとサブマリーナが構え、脚を溜めて勝負どころをうかがった。

4コーナーで先行勢が苦しくなると、直線では内からグランヴィノス、外からマイネルクリソーラが抜け出し態勢に。しかし、大外を豪快に伸びてきたオールナットが残り100mで並びかけ、最後は半馬身差し切るかのような勢いで先頭に立った。時計は1分58秒0。鍛え抜かれた末脚が光る見事な差し切り勝利。

払戻
単勝:11番 470円(2番人気)
3連単:11–12–2 12,720円(13番人気)

実際にレースを見守る中で、直線半ばまで「グランヴィノスか」と思わせる展開だったが、外から一気に差し切ったオールナットの伸び脚には鳥肌を覚えた。サトノダイヤモンドを父に持ち、姉には名牝ショウナンパンドラという血統背景を考えると、この勝利はまさに“覚醒”の象徴。今後はさらに大舞台での活躍が期待される存在となった。

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