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【アルテミスS2025】フィロステファニが快勝!クラシック候補が圧巻の末脚

2歳牝馬フィロステファニ、東京競馬場で強さ際立つ勝利


10月25日(土)、東京競馬場で行われた2歳牝馬による注目の重賞・第14回アルテミスステークス(GIII・芝1600m)は、2番人気に支持されたフィロステファニ(牝2、中内田充正厩舎)が圧巻の走りを見せ、後続に1馬身3/4の差をつけて快勝。来春のクラシック戦線に向けて、ひと足早く名乗りを上げる形となった。

スタートからレースは比較的落ち着いた流れとなり、各馬が位置取りに神経を使うなか、フィロステファニに騎乗した川田将雅騎手は、無理なく中団のやや前につける理想的なポジショニングを確保。道中では持ち前の折り合いの良さを活かし、直線では一頭だけ異次元の脚色で一気に先頭へ躍り出た。

ゴール前でも脚いろは衰えず、2着ミツカネベネラに1馬身3/4の差をつけての完勝。時計は1分33秒8と、2歳牝馬としては優秀な内容で、桜花賞戦線を占う意味でも大きな価値を持つ勝利となった。

単勝 5番 390円(2番人気)
3連単 5–10–1 70,480円(214番人気)

アルテミスステークスは、クラシックの登竜門として毎年注目されるレース。今年は、その名に恥じない見応えのある一戦となり、勝ち馬フィロステファニの完成度が抜けていた。レースセンス、反応の良さ、ラストの伸び、いずれも非凡。これまでの中内田厩舎×川田騎手のコンビに見られる、「走る牝馬」の典型とも言える内容で、将来が楽しみな存在だ。

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