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【シリウスS 2025】ホウオウルーレットが差し切りV!8番人気の伏兵が重賞初制覇

ホウオウルーレットが激戦制し初の重賞タイトル獲得


9月下旬の阪神競馬場で行われたダート2000mのハンデ重賞、第29回シリウスステークス(GIII)は、8番人気の伏兵ホウオウルーレット(牡6、栗田徹厩舎)が見事な差し切りを決め、キャリア初の重賞タイトル獲得。

ブリンカーを装着し気迫十分に臨んだホウオウルーレットは、中団後方からじっくりと構えつつ、直線で岩田康誠騎手の手綱に応えて内を突く形で進出。好位から粘り込んだサイモンザナドゥ(9番人気)をゴール前でクビ差かわし、2分4秒8の好タイムでゴール。

3着争いも熾烈を極め、ジューンアヲニヨシ(4番人気)がハナ差で続き、さらに人気を集めたジンセイ(2番人気)が同タイムで4着に沈むという接戦となった。着差は上位4頭が全て0.1秒以内という、見応えのあるゴール前の攻防だった。

一方、1番人気に推されたテーオーパスワードは、勝負どころでの反応が鈍く、7着に敗退。4コーナーを回ってからの伸びが物足りず、初の重賞制覇はお預けとなった。

払戻
単勝:13番 2,350円(8番人気)
3連単:13–8-3 823,380円(1068番人気)

馬券的にも大波乱となり、3連単は823,380円(1068番人気)という高額配当を記録。波乱含みの秋のダート戦線らしい結果となった。

重賞戦線では伏兵が一発を決めることも多いシリウスステークスだが、今年もその例に漏れず、大方の予想を覆す一戦となった。ホウオウルーレットの今後のローテーションにも注目が集まる。

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