LINEアイコン 友だち募集中
ⓘ記事内に広告を含む場合があります。

【京成杯オータムハンデ2025】ホウオウラスカーズが大波乱V!13番人気で重賞初勝利

ホウオウラスカーズ、内ラチ強襲で会心の一撃


2025年9月、秋競馬の到来を告げる中山競馬場。そのメインレース「第70回 京成杯オータムハンデキャップ(GIII)」では、13番人気という低評価を覆し、7歳牝馬ホウオウラスカーズが見事な末脚で重賞初制覇。

このレースは毎年、秋の中山競馬開幕週に組まれる伝統のハンデキャップ競走。今年は良馬場のもと、芝1600メートル戦で行われた。序盤はややスローペース、前半800mが46秒1、後半800mが45秒2と、開幕週らしい前残りを意識させる流れの中、抜群の立ち回りを見せたのがホウオウラスカーズだった。

スタートから木幡巧也騎手は内ラチ沿いをロスなく進め、直線では巧みに空いた内のスペースを突いて一気に加速。ラスト3ハロンは推定33秒9と鋭い末脚を披露し、後続の追撃を封じてゴール。

2着には、前々から運んで見せ場を作った11番人気のドロップオブライト(牝6、松若風馬騎手)が3/4馬身差で入り、さらにクビ差の3着には2番人気のコントラポスト(牡5、丸山元気騎手)が食い込んだ。

払戻
単勝:1番 8,950円(13番人気)
3連単:1-3-7 934,100円(1591番人気)

単勝8,950円、3連単に至っては934,100円と、秋競馬初戦にふさわしい“超特大万馬券”が飛び出し、場内はどよめきに包まれた。今年の京成杯オータムハンデは、伏兵が主役を演じたドラマチックな一戦となった。ホウオウラスカーズの次走がどこになるのか、そしてもう一度“旋風”を巻き起こせるのか。

×

全てのコラム記事

×

全てのニュース記事