メジロ軍団の軌跡 歴代メジロの冠名を持つ競走馬を集めてみた
史上初の天皇賞・春(G1)を連覇したメジロマックイーンや同じく史上初の牝馬三冠を達成したメジロラモーヌをはじめ、数多くの活躍馬を送り出した北海道洞爺湖町のメジロ牧場。
生産と育成を主とした同牧場は1967年に開設し、競走馬を所有するオーナーブリーダーとして長きに渡り日本競馬界を支えてきました。
しかし、2011年には競走馬の成績が振るわず獲得賞金が減少したことで事業の継続が困難となり、44年の歴史に幕を下ろすことになったのです。
ただ、昭和から平成中期まで『メジロ』の冠名を持つ競走馬を世に送り出し、多くの競馬ファンを魅了し続けてきたメジロ軍団は、今でもオールド競馬ファンの心の中で生き続けているのではないでしょうか。
そこで今回は、メジロ軍団の軌跡と題して歴代メジロの冠名を持つ競走馬を集めてみました。
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先に紹介したメジロマックイーンやメジロラモーヌの他にもパーマー、ライアン、ドーベルなど「メジロの馬といえば?」を紹介していきますので、是非ともメジロ軍団の軌跡を振り返ってみてください。
メジロ軍団の代名詞ともいえるメジロマックイーンは、父メジロティターン、母メジロオーロラといったまさに”メジロ血統”で栗東の名門・池江泰郎厩舎にて管理されました。
そして、メジロマックイーンといえば、何といっても祖父メジロアサマ、父メジロティ ターンに続く父仔3代で天皇賞制覇を成し遂げたことでしょう。
これは、長距離で強い馬を作るというメジロ牧場の執念の結晶であり、悲願でもありました。
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その後、メジロマックイーンは天皇賞・春連覇をはじめG1を4勝し、日本競馬初となる獲得賞金額10億円を達成し、1994年には顕彰馬に選出されました。
また、種牡馬としてはG1馬を輩出することはできませんでしたが、母の父としては、史上7頭目の三冠馬オルフェーヴルやG1を6勝したゴールドシップ、同一年のグランプリを連覇したドリームジャーニーなどを輩出。
こうして、今もメジロマックイーンの血は、現在も多くの競走馬たちに受け継がれています。
メジロライアンはメジロマックイーンと同期であり、1991年の宝塚記念(G1)をはじめ重賞4勝を挙げ、通算成績は19戦7勝でした。
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また、種牡馬としても2頭のG1馬メジロドーベルとメジロブライトなど、多くの活躍馬をターフに送り出しました。
特に横山典弘騎手とのコンビで疾走する姿は、未だに競馬ファンの脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。
同期のメジロマックイーンには1度も勝つことはできませんでしたが、それ以上に多くの競馬ファンに衝撃と感動を与えてくれたのがメジロパーマーです。
メジロパーマーといえば、平地から障害に進んだ後、さらに平地に戻って、G1を2勝しました。
しかも、その2つのG1は、宝塚記念と有馬記念(G1)で、同一年のグランプリ制覇といった偉業を成し遂げたのです。
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また、山田泰誠騎手とのコンビで常にレースでは逃げ脚質だったため、多くの競馬ファンの度肝も抜きました。
とにかくメジロ軍団の中でもっとも個性的だったかも知れません。
メジロラモーヌの父モガミは、メジロ牧場とシンボリ牧場で共同所有した当時の新種牡馬であり、母のメジロヒリュウは現役時代6勝を挙げました。
また、母の半弟には1978年の京都新聞杯(G2、当時はOP)の勝ち馬メジロイーグルがおり、さらには1989年高松宮杯(G2)を勝ったメジロアルダンがいます。
そんな血統背景の中で1983年にメジロラモーヌはメジロ牧場で誕生しました。
そして、現役時代には、1986年の桜花賞(G1)、オークス(G1)、エリザベス女王杯(G1)を制し、史上初の牝馬三冠を達成。
さらにメジロラモーヌの凄いところは、同年の報知杯4歳牝馬特別(G2)、サンスポ賞4歳牝馬特別(G2)、ローズステークス(G2)と牝馬三冠レースにおけるすべてのトライアルレースを制したことです。
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まさに完全牝馬三冠といった偉業を成し遂げたメジロラモーヌは、史上21頭目の顕彰馬にも選出された日本競馬が誇る名牝です。
そして、引退後に話題となったシンボリルドルフとの間にできた10冠ベイビーことメジロリベーラには、多くの競馬ファンが心を躍らせたのではないでしょうか。
メジロラモーヌと肩を並べるメジロ軍団の名牝といえば、メジロドーベルです。
メジロライアンを父に持ち、1996年に2歳(当時は3歳表記)女王となり、翌年の牝馬三冠レースでは、桜花賞でキョウエイマーチの2着に敗れるもオークスと秋華賞を制し、二冠牝馬になりました。
また、翌年のエリザベス女王杯では、女帝エアグルーヴを退け、最強牝馬に君臨したメジロドーベルは、その翌年のエリザベス女王杯でも二冠牝馬ファレノプシスを破り見事連覇を達成。
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牝馬として、史上初となるG1を5勝した快挙は、決して忘れることはないでしょう。
ジロドーベルと同じく父にメジロライアンを持つメジロブライトは、デビューから前評判通りの活躍をみせました。
しかし、3歳クラシック戦線では、すべて上位人気に支持されるも4着、3着、3着と勝ちきれませんでした。
ただ、古馬になるとその鬱憤を晴らすかのようにG2レースを連勝して臨んだ天皇賞・春も制覇。メジロ軍団6頭目となる天皇賞制覇を達成しました。
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ところが、天皇賞・春で燃え尽きたのか、本当の力を出し切れなかった宝塚記念、天皇賞・秋(G1)と凡走し、さらには、年末の大一番、有馬記念でも怪物グラスワンダーに肉薄するも2着惜敗と1998年はいろんな意味でメジロブライトの年だったと思います。
メジロブライトの半弟にあたるメジロベイリーは、メジロ軍団で最後のG1馬に輝いた競走馬です。
時代は1990年代後半になると、オーナーブリーダーにこだわり続けたメジロ牧場に暗雲が漂います。
それは、サンデーサイレンス・ブライアンズタイム・トニービンといった1990年初頭から日本競馬に一大旋風を巻き起こした外国産種牡馬たちの逆風によってメジロ純血馬たちが勝てなくなったからです。
それでも自家製産種牡馬に拘り続けたメジロ牧場でしたが、とうとう新たな血を入れる時がきました。そこでサンデーサイレンスに内国産の繁殖牝馬を配合して誕生したのが、メジロベイリーです。
メジロベイリーは、抽選を突破して臨んだ2000年の朝日杯3歳ステークス(G1)で目の覚めるような末脚を披露し、堂々とG1制覇を成し遂げました。
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そして、これがメジロ軍団最後のG1制覇になるとは、いったい誰が想像したでしょうか。
こうして、時代の流れとともにメジロの灯が消えてしまう日は確実に近づいていくのです。
多くの競馬ファンを魅了してきたメジロ牧場の『白・緑一本輪・袖緑縦縞』の勝負服を見ることができる最後のレースが、2011年5月15日、新潟競馬場で行われました。
そして、メジロ牧場生産馬として最後の大役を担うことになったのが、父キングカメハメハ、母メジロルルド、その母がメジロドーベルといった血統を持つメジロコウミョウです。
そんなメジロコウミョウは、自身3戦目となった3歳未勝利戦を5番人気で出走。スタートでは出遅れてしまいましたが、最後の直線で早めに抜け出すと他馬の猛追を凌ぎ切る形でゴールしました。
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メジロ牧場名義で走る最後のレースで、勝利という素晴らしい結果を残してくれましたメジロコウミョウは、ある意味、メジロ軍団最後の名馬です。
今回はメジロ軍団の軌跡を紹介しました。
メジロ牧場といえば、日本競馬界の一時代を築き、オーナーブリーダーの先駆けともなった功労者です。
そんなメジロの冠名を持った競走馬は、今では見ることができず残念ですが、ただ、メジロの祖父や祖母の血を持った現役競走馬は、まだまだ多数存在します。
そして、メジロ軍団最後の競走馬となったメジロコウミョウの馬名の如く、メジロの光明が今後の時代にも続いてほしいと願うばかりです。