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ナチュラルライズ、東京ダービー圧勝で2冠達成

ナチュラルライズ、東京ダービー圧勝レコード勝ちで2冠達成


競馬ファンに嬉しいニュースです。昨夜(6月11日)大井競馬場で行われた第71回東京ダービー(Jpn1)で、一番人気の3歳牡馬ナチュラルライズ(美浦・伊藤圭三厩舎、父キズナ)が期待通りの走りを見せました。単勝オッズ1.5倍と圧倒的な支持を受けたナチュラルライズは、スタートから果敢にハナを奪って先頭を譲らず、そのまま直線に突入。最後は2着馬に2馬身半差をつけ、タイム2分3秒8のレースレコードで堂々の逃げ切り勝ちを収めました。

この勝利で前走の羽田盃に続く二冠を達成し、3歳ダート三冠路線の第2戦を制覇しました。さらに、レース当日の総売上は49億円を超えて前年を上回るレコードを記録し、この一戦への注目度の高さを物語っています。

レース後、手綱を執った横山武史騎手は「強いのひと言です」と愛馬の能力を称賛しました。デビュー以来コンビを組む鞍上は素質を信じて果敢な逃げを選択し、見事に期待通りの走りを引き出しました。また伊藤圭三調教師も「1コーナーまで行きたがってどうなるかと思ったが、最後まで頑張ってくれた。ジョッキーも臨機応変に乗ってくれました」と人馬をたたえています。

今後、ナチュラルライズは夏場を放牧でリフレッシュし、秋に大井で行われる三冠最終戦・ジャパンダートクラシック(Jpn1、10月8日)に備える予定です。調教師は「しっかり疲れを取って、3冠を目指せたら」と更なる飛躍に期待を込めました。圧巻のパフォーマンスで砂の頂点へ駆け上がる勢いを見せた怪物3歳馬が、秋にどんな走りを見せてくれるのか今から楽しみですね。

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