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【函館記念2024】ヴェローチェエラが37年ぶりレコード更新で重賞初制覇!

10番人気ヴェローチェエラが重賞初制覇


7月の函館競馬場において行われた伝統のGIII函館記念(芝2000m)は、驚異的な走りを見せたヴェローチェエラ(牡4歳、須貝尚介厩舎)がレースレコードを更新する1分57秒6で堂々の優勝。この勝ち時計は、1988年にサッカーボーイが記録した函館芝2000mのレコードを37年ぶりに塗り替える歴史的快挙となった。

レース序盤からハイペースが予想される展開となり、前半の1000m通過タイムは58秒1と速い流れで進んだ。スタートから積極的に先頭を取ったのはアウスヴァールであったが、最終コーナーを回ったところで力尽き、後続が一斉に押し寄せる展開。

残り800メートル地点を通過した辺りで、集団内でじっくりと脚をためていたヴェローチェエラは、騎乗した佐々木大輔騎手の巧みな手綱さばきの下、3~4コーナー中間地点で徐々に進出。直線入り口で見事な切れ味を披露し、一気に先頭に躍り出た。

直線ではそのスピードをさらに増し、後続に1馬身半差をつけて堂々たる勝利を手中に収めた。

払戻金
単勝:8番 1,300円(10番人気)
三連単:8–3–12 697,990円(1832番人気)

馬券的にも波乱の決着となり、3連単は69万円超の高配当。

この函館記念は、ヴェローチェエラが重賞初制覇を飾った記念すべき舞台となり、37年ぶりのレコード更新という歴史的瞬間となった。

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