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オフトレイルがレコードV!2025年スワンSで秋短距離戦線に名乗り
2025年10月13日、京都競馬場で行われたMBS賞スワンステークス(芝1400m・GII)は、5番人気の伏兵オフトレイル(牡4)が、1分18秒9のレコードタイムで優勝。混戦模様を極めた秋の重要なステップレースで、鮮烈な勝利を挙げた。
スタートから各馬の出脚が揃い、隊列が落ち着く間もなくレースはハイペースに。先行争いが激しさを増すなか、注目のオフトレイルは中団やや前のポジションでしっかりと折り合いをつけて運ぶ。
第4コーナーを迎えると、外からスムーズに進出を開始。直線に入ってすぐ、鞍上の菅原明良騎手の手綱に応える形で鋭く反応し、一気に先頭へ。
後続も必死に追いすがったが、オフトレイルの末脚はそれを凌駕するもので、最後は内から伸びてきたワイドラトゥールを「クビ差」抑え込み、ゴール。勝ち時計1:18.9は、これまでのスワンSレコードを更新。
単勝 7番 750円(5番人気)
3連単 7-4-1 168,690円(540番人気)
この日、京都競馬場に吹き抜けた“オフトレイル”の一陣の風は、確かに秋の競馬を変え始めた。レコードを塗り替え、混戦をねじ伏せたその走りには、確かな存在感と未来を感じさせる輝きがあった。配当面でも、このレースは大きなインパクトを残し、秋の短距離王者争いは、いよいよ本格化する。