各年代別競馬学校首席騎手のその後とは…
騎手という職業は、花形に見える一方で常に死と隣り合わせでもある危険な仕事です。
そのため、騎手になるには競馬学校で3年間訓練を受け、騎手試験に合格した者しか職業に就くことができません。
そして、競馬学校では1994年度の卒業生から特に騎乗技術が優秀だった卒業生を対象に『アイルランド大使特別賞』という勲章が与えられるようになりました。
これは、その年の卒業生の中でも成績がトップだったことを意味するため、デビュー戦から注目を集めます。
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しかし、実際に”首席”で卒業した騎手が現役となり、同期の中で1番活躍し続けているとは限りません。
そこで今回は、競馬学校を首席で卒業した各世代の騎手についてのデビュー後に触れていきたいと思います。
首席の実力を持ったまま、現役でも第一線で活躍し続ける騎手やそうでない騎手など、各年代別に紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください。
先ほどご紹介した通り、アイルランド大使特別賞が授与されるようになったのは1994年度の卒業生からです。
それでは、10年という括りでまずは1994年から2003年の受賞者から見ていきましょう。
| 年度 | 期 | 受賞騎手 |
|---|---|---|
| 1994年度 | 第10期 | 吉田 豊 |
| 1995年度 | 第11期 | 野元 昭嘉 |
| 1996年度 | 第12期 | 牧原 由貴子 |
| 1997年度 | 第13期 | 武 幸四郎 |
| 1998年度 | 第14期 | 池添 謙一 |
| 1999年度 | 第15期 | 北村 宏司 |
| 2000年度 | 第16期 | 鈴来 直人 |
| 2001年度 | 第17期 | 難波 剛健 |
| 2002年度 | 第18期 | 柴原 央明 |
| 2003年度 | 第19期 | 長谷川 浩大 |
まずこの制度が始まってから最初に受賞したのは、吉田豊騎手です。
なお、同期には吉田豊騎手を含めて9人いましたが、現役を続けているのは幸英明騎手と岩部純二騎手となっています。
また、ナリタトップロードで1999年の菊花賞(G1)を制した渡辺薫彦騎手は、現在調教師として活躍しています。
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次に1995年度は、8名が卒業し野元昭嘉騎手が受賞しました。
しかし、野元騎手はデビューした年こそ29勝しましたが、次第に成績が芳しくないまま、2012年に引退しています。
続いて、1996年は”花の12期生”と呼ばれるほどスタージョッキーが勢揃いしたことが話題となりました。
なお、この年は10名が卒業し、和田竜二騎手、柴田大知騎手、古川吉洋騎手が、今も現役で活躍しています。
そして、花の12期生といえば何と言っても福永祐一現調教師でしょうか。
そんな福永調教師の騎手時代は、今さら語る必要もないほどの大活躍でしたが、その中でも牧原由貴子騎手が受賞したのは凄いですね。
1997年は13名が卒業し、首席には武幸四郎現調教師が選ばれています。
武幸四郎元騎手は、ご存知の通りレジェンド・武豊騎手の実弟でデビューから史上最速で重賞制覇をした記録を持っていますね。
そして、1998年度では9名が卒業し、池添謙一騎手が受賞しました。
池添謙一騎手といえば、ご存じ三冠馬のオルフェーヴルをはじめ幾多の名馬たちとともに栄光を掴んでいるトップジョッキーの1人です。
また、1999年も同じく9名が卒業し、のちにキタサンブラックで菊花賞を制した北村宏司騎手が受賞しています。
なお、他に現役の騎手は障害の高田潤騎手のみとなっています。
ちなみに2024年のフェブラリーステークス(G1)をペプチドナイルでG1初制覇を飾った武英智現調教師もこの期を卒業しました。
続いて、2000年も3年連続となる9名が卒業し、鈴来直人騎手が受賞。
鈴来騎手は2006年にアビスサマーダッシュ(G3)を制していますが、重賞はこの1勝のみとなりました。
また、この期で平地のG1レースを勝利した騎手はいません。
次に2001年は難波剛健騎手が受賞、2002年には柴原央明騎手が受賞し、2003年は長谷川浩大現調教師がそれぞれ受賞しました。
中でも2002年度卒業生には、関東リーディングの上位争いを演じている田辺裕信騎手や障害G1を制した五十嵐雄祐騎手と黒岩悠騎手が現在も活躍をみせ、2004年度卒業生では、石橋脩騎手や松岡正海騎手が活躍しています。
続いては、2004年から2013年の受賞者です。
| 年度 | 期 | 受賞騎手 |
|---|---|---|
| 2004年度 | 第20期 | 津村 明秀 |
| 2005年度 | 第21期 | 塚田 祥雄 |
| 2006年度 | 第22期 | 田中 克典 |
| 2007年度 | 第23期 | 田中 健 |
| 2008年度 | 第24期 | 三浦 皇成 |
| 2009年度 | 第25期 | 国分 優作 |
| 2010年度 | 第26期 | 高倉 稜 |
| 2011年度 | 第27期 | 嶋田 純次 |
| 2012年度 | 第28期 | 長岡 禎仁 |
| 2013年度 | 第29期 | 伴 啓太 |
2004年は津村明秀騎手が受賞していますが、この期には現在、日本人のトップジョッキーといっても過言ではない川田将雅騎手、藤岡祐介騎手に吉田隼人騎手といった花の12期生に引けを取らないトップクラスのジョッキーが顔を揃える世代となりました。
そんな2004年に続く2005年は、塚田祥雄騎手、翌2006年は田中克典騎手、2007年には田中健騎手がそれぞれ受賞しています。
なお、これらの期の主な活躍騎手としては2005年度では大野拓弥騎手、2006年度は北村友一騎手、2007年度が浜中俊騎手といったところでしょうか。
そして、翌2008年はわずか3名しか卒業生がいません。
その中でも三浦皇成騎手はJRAのG1レースこそ未勝利ですが、武豊騎手が保持していたデビュー年の最多少勝利記録を大きく塗り替え、2023年には通算1,000勝を達成するなど、今後のG1初勝利が期待されています。
また、2009年は国分優作騎手、2010年は高倉稜騎手、2011年には嶋田純次騎手、2012年は長岡禎仁騎手、2013年は伴啓太騎手と受賞しました。
なお、それぞれの期で現在、代表格となる騎手といえば、2009年度は松山弘平騎手、2010年度は川須栄彦騎手、2011年度では横山和生騎手、2012年は菱田裕二騎手ですね。
中でも松山弘平騎手がズバ抜けての活躍が目立ちます。
最後に2014年から2023年の受賞者となります。
| 年度 | 期 | 受賞騎手 |
|---|---|---|
| 2014年度 | 第30期 | 木幡 初也 |
| 2015年度 | 第31期 | 鮫島 克駿 |
| 2016年度 | 第32期 | 木幡 巧也 |
| 2017年度 | 第33期 | 川又 賢治 |
| 2018年度 | 第34期 | 西村 淳也 |
| 2019年度 | 第35期 | 斎藤 新 |
| 2020年度 | 第36期 | 泉谷 楓真 |
| 2021年度 | 第37期 | 松本 大輝 |
| 2022年度 | 第38期 | 角田 大河 |
| 2023年度 | 第39期 | 小林 勝太 |
2014年度以降に卒業した騎手ですが、デビューして10年未満の騎手がほとんどのため、目立った活躍をみせる騎手はまだ少ない状況です。
その中でも2024年のスプリンターズステークス(G1)でG1初勝利を挙げた西村敦也騎手や全国リーディングでも上位に食い込んでいる鮫島克駿騎手などは、今後トップジョッキーとしての活躍に大きな期待が持てそうです。
他にも首席を獲得した実力ある騎手たちも今は若手騎手として分類されていますが、これからの活躍に期待したいですね。
続いて、首席で卒業した30名の騎手を対象に活躍度を数字にしてみました。
| 各項目 | 達成した騎手 | 達成確率 | 達成した主な騎手 |
|---|---|---|---|
| 1,000勝以上 | 4名 | 13% | 吉田 豊、池添謙一、北村 宏司、三浦 皇成 |
| G1勝利 | 6名 | 20% | 吉田 豊、武 幸四郎、池添 謙一、北村 宏司、津村 明秀、西村 淳也 |
| 重賞勝利 | 21名 | 70% | 上記G1勝利6名含む他15名 |
こうしてみますと、いくら首席で卒業してもその後トップジョッキーとして活躍できる確率はとても低く感じます。
ただ、騎手という職業は冒頭にもお伝えしたとおり過酷な世界ですから、致し方ないかも知れません。
それでもすべての騎手たちは、同じく命を懸けて走る競走馬とともに我々競馬ファンに勇気と感動を与えてくれる存在ですから、競馬を観戦する以上すべての騎手に大声援を送りたいですね。
今回は、各年代別競馬学校の首席騎手のその後について紹介しました。
改めて、初期の方は受賞した騎手はその期でもっとも活躍しているというケースが多く見られましたが、近年になると首席とは違う騎手が、台頭するといったケースが多くなっているように思えます。
これは単に技術面だけでない部分が重要になっていることや競馬学校における評価基準が変化していることが理由として挙げられるかも知れません。
いずれにしましても、すべての騎手が日々事故なく、週末には多くの競馬ファンに感動と勇気を与える存在であり続けてほしいと願うばかりです。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。
[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
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