フェアリーS、5番人気ブラックチャリスがクビ差V 3連単87万円超
2026年1月11日、中山競馬場で行われた3歳牝馬限定の重賞、第40回フェアリーステークス(GⅢ・芝1600m)は、5番人気のブラックチャリス(津村明秀騎手)が鋭い末脚で接戦を制し、重賞初制覇を果たしました。2着には10番人気マルチビッグカレンルーフがクビ差、3着に11番人気レオアジャイルがハナ差で続く決着です。
スタート直後から各馬が密集し、1600m戦としては先行争いに明確な決着がつかないままレースは進行しました。中山の急坂を控えた前半戦は、馬群が縦長にならず、隊列を組んだような状態で淡々と進んでいます。1番人気のピエドゥラパンは中団内をキープ、2番人気のギリーズボールも中団外で脚をためる形。先手を強く取りに行く馬がいない流れで、騎手たちは読み合いを強いられました。
最終コーナーを回った時点でも、前後の差はごくわずかでした。馬群の外目から脚を伸ばしてきたのがブラックチャリスです。先に抜け出したのは4番マルチビッグカレンルーフでしたが、ブラックチャリスがゴール寸前で差し込み、クビ差でゴール板を先んじています。
さらにその後ろから1番レオアジャイルが追い込みで加わり、1着から3着までが0.2秒以内にひしめく接戦となりました。
| 券種 | 馬番 | 払戻(人気) |
|---|---|---|
| 単勝 | 15 | 1,100円(5番人気) |
| 3連単 | 15-4-1 | 879,080円(1607番人気) |
今年のフェアリーステークスは、展開の読みづらさが際立ったレースでした。勝利を手にしたブラックチャリスは、展開に左右されにくい差し脚で結果を残した形です。上位入着馬のほとんどが人気薄という構図は、今年の3歳牝馬戦線が混戦に入っていることを示しています。
各馬の次走は桜花賞トライアル路線が主戦場となる見込みで、3月以降のレース選択がそのまま春のクラシックにつながります。