LINEアイコン 友だち募集中
ⓘ記事内に広告を含む場合があります。

エリキングが神戸新聞杯制覇!川田騎手はJRA重賞150勝達成

菊花賞へ前進!異なる個性が光った神戸新聞杯の熱戦


9月21日、秋晴れの阪神競馬場で行われた第73回神戸新聞杯(GII・芝2400m)は、2番人気の エリキング(牡3、中内田充正厩舎)が、見事な差し脚でライバルを退け、堂々の重賞初制覇。2着には1番人気の ショウヘイ(牡3)、3着には3番人気の ジョバンニ(牡3)が入り、上位3頭には10月の菊花賞への優先出走権が与えられた。

ゲートが開くと、7番 ボンドロア が積極的に先手を奪い、レースを引っ張る展開に。やや縦長の隊列で1コーナーへ入ると、続くのは3番 アルマデオロ、そしてショウヘイとジョバンニの2頭が3番手グループを形成。その後ろに9番 デルアヴァー1番 ライトトラック、後方から2番手にエリキングという展開。

ペースはスロー。1000m通過は1分2秒と、前の各馬にとっては折り合いをつけやすい流れだったが、後半に入るとレースは一変する。

3コーナーを過ぎたあたりから、前の馬群が一気にペースを上げる中、エリキングは馬なりで外を回りながら進出。直線に入ると、外から一気に脚を伸ばして前を捕らえ、ゴール前ではショウヘイとの叩き合いを クビ差 で制した。

払戻
単勝:10番 エリキング 270円(2番人気)
3連単:10-5-2 1,690円(2番人気)

このレースの上位3頭、エリキング・ショウヘイ・ジョバンニは、それぞれ異なる脚質と個性を持ちながらも、菊花賞に向けて十分な資質を示した。特にエリキングにとっては、「スタミナ×瞬発力」を兼備することを証明する大きな一戦となった。

今後は長距離適性が問われる菊花賞(芝3000m)での戦いが待ち構えるが、今日の勝ちっぷりからは、距離延長にも問題なく対応できる可能性が高い。川田将雅騎手にとっても、この勝利がJRA重賞150勝という節目を飾る一戦となり、記念碑的な勝利となった。

×

全てのコラム記事

×

全てのニュース記事