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五稜郭ステークス2025|パレハが激戦を制し快勝【函館競馬・芝1800m】

鮫島克駿&パレハ、見事な差し脚で牝馬の夏を象徴


函館の夏を彩る五稜郭ステークス(3歳以上3勝クラス、芝1800m)は、パレハ(4歳)が混戦を断ち切って勝利。レースはまさに百戦錬磨の舞台、僅差のゴール前でパレハが抜け出し、豪快に1着でゴールイン。タイムは1分46秒3。

スタートはほぼ揃ったが、果敢に先手を奪ったのは最内枠から飛び出した1番人気のラーンザロープス(浜中俊騎乗)。前半1000mを58秒9のハイペースで飛ばし、場内には「押し切れるのか?」と期待と不安が交錯する空気が広がった。そのペースを見据えて冷静に中団やや後方から進めたのが、4番人気のパレハだった。

パレハは好位のインコースで脚をため、3~4コーナーで徐々に外に持ち出されると、直線ではスパートを開始。外から襲いかかるエラトー、内から食い下がるテーオーダグラスとの壮絶な叩き合いは、まさに函館の名物レースにふさわしい白熱した展開となった。

最終的に、わずかに前へ出たのはパレハ。1頭だけ35秒を切る上がりで末脚を爆発させ、鮫島克駿騎手の巧みな手綱さばきも光った。

払い戻し
単勝:10番 690円(4番人気)
三連単:10–6–12 35,440円(122番人気)

牝馬パレハの勝利は、夏競馬における牝馬の活躍を象徴するもの。馬体重+8kgと余裕残しでの仕上げだった点を踏まえると、今後の上級条件でも好勝負が期待される。鮫島騎手との新コンビも、ここからさらに飛躍の気配を感じさせる好レースだった。

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