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白毛の重賞馬ハヤヤッコ、故障で引退 北海道で功労馬に

右前脚の故障で現役に終止符 / 功労馬として北海道で第二の馬生


日本中央競馬会(JRA)は6月19日、白毛の競走馬ハヤヤッコ(牡9歳)の現役引退を発表しました。2019年のレパードステークス(GIII)で白毛馬として史上初めてJRA重賞を制覇しました。さらに2022年函館記念(GIII)や2024年アルゼンチン共和国杯(GII)にも優勝し、通算3つの重賞タイトルを獲得しました。珍しい白毛の馬体も相まって、多くのファンに愛されてきました。

右前脚の故障で現役に終止符

今年6月1日に東京競馬場で行われた目黒記念のレース中に右前脚の腱を痛め、競走中止となりました。結果的にこれがハヤヤッコのラストラン(最後のレース)となりました。

功労馬として北海道で第二の馬生

引退後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで功労馬として繋養されることが決まっています。故障した脚への負担を考慮し、種牡馬や乗用馬には就かず、余生は同施設でゆったりと過ごす予定です。

管理する国枝栄調教師は「去勢して、これからはのんびりとした日々を送ってほしいです。時間が経てば皆さんにも会っていただけると思いますし、俺もホースパークに見に行こうかな」と語り、愛馬を気遣いました。

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