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馬番・枠番の有利不利とは？

馬番と枠番の影響：勝敗を左右する重要な要素

競馬では、出走馬が確定すると、その競走馬に対して馬番号が抽選にて決められます。
そして、この馬番や枠番がレースに大きな影響を与え、勝敗を左右するといっても過言ではありません。
それだけ、各陣営にとっても馬番・枠番は大事なものであり、時には抽選時にお守り的な物を用意する関係者もいるほどです。

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そこで今回は、馬番・枠番がレースに対して、どれほど影響があり有利不利があるのかを紹介します。
馬券購入の際、この馬番・枠番の有利不利を頭に入れておくことで的中率や回収率のアップにもつながると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次 [クリックで表示]

馬番と枠番の影響：勝敗を左右する重要な要素

基本的な考え方

まず、内外の有利・不利は、競馬のゲートで考えると分かりやすいです。

競馬のゲートは、1頭分が約90〜100センチとされていますので、単純に18頭のフルゲートだと1番枠の馬から18番枠の馬まで18メートルもあります。
これだけを聞いても馬番と枠番の有利・不利の想像がつきませんか？

そして、現在の競馬では、各馬の能力差があまりないともいわれていますので、馬番や枠番の影響が一昔前よりも、より大きなものになっています。
また、各競馬場のコース形態によっては、内枠有利や外枠有利ということもあります。

ただし、競馬は例外があるにしても圧倒的に内枠が有利というスポーツです。
それは、コーナーを回るという動作を行う時点で内側にいるほうが圧倒的に距離ロスが少ないからです。

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これを人間に置き換えて考えてみると分かりやすいです。
たとえば、駅の階段を上るとき乗り換えでちょうど階段を登り切って、左とか右にカーブする時、やっぱり内側にいる人の方が同じスピードで歩いていても一歩前に出ますよね。
それを考えた時、さらにスケールが大きい競馬だとコーナーや距離、角度も大きくなってくるとより影響が大きくなります。
これが、内枠有利といった基本的な考え方です。

内枠のメリット

次に内枠のメリットについて説明します。

同じスピードでもコーナーを回ると一歩先に前へ出られることが内枠のメリットとなります。
これは当然のことながら、肉体的・心理的にも優位に働きます。

そして、外を回る馬に比べて、距離のロスが少なくなるため、体力の消費も抑えられます。
よって、コーナーを回る回数が多ければ多いほど、さらには、距離が長くなるほど、内枠有利の傾向が強いといえます。

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しかし、外枠でも好スタートにて飛び出し、内側に切れ込んでしまえば、距離ロスを最小限に抑えることができます。
たとえば、2022年の天皇賞・春（G1）では、タイトルホルダーが8枠16番でしたが、絶好のスタートダッシュで内側に切り込み、行き切ったことで実際には、内枠を引いたのと同じくらい最短距離を走り優勝しました。

ただし、必ずしも外枠の馬が、好スタートにて、内側に切れ込めるわけではありません。
そのあたりは、外側の競走馬の能力などを十分に見極める必要があります。

枠ごとのメリット・デメリット

続いては、枠ごとの特徴について説明します。
ここでは、枠を内枠・中枠・外枠に分けた場合、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
これは、芝とダートの違いも踏まえつつ基礎知識として覚えてください。

まず、フルゲートの場合、内枠は1枠から3枠です。馬番でいうと1番から6番となります。
内枠のメリットとしては、前述したとおり、最短距離を走れることです。
また、馬に囲まれるため闘争本能に火が付きやすいというメリットもあります。
反対にデメリットとしては、直線で前が詰まってしまうリスクがあります。

特に開幕週においては、まだ馬場が痛んでいませんので、全馬が少しでも距離ロスを図ろうと、綺麗な内側に殺到します。そのため、他馬を怖がってしまう馬もいます。
また、前を走る馬の芝の塊が飛んできたり、砂を被ったりという精神的なダメージを受けることもあります。

よって、内枠は、距離ロスが少ないという最大のメリットがある半面、砂をかぶったり芝の塊が飛んでくるというデメリットがあります。

次に中枠は、4枠から6枠、馬番でいえば、7番から12番くらいが該当します。
この中枠は、先行でも差しでも脚質による影響が比較的少ないのがメリットの1つです。
また、内と外の出方を見ながら競馬ができる点もメリットといえるでしょう。

一方で真ん中に位置するため、内や外の両脇から挟まれ、接触してしまう可能性がもっとも高い枠でもあります。
そうなると、周りの圧力に弱い馬は、プレッシャーに負けてしまって、どんどん後退してしまう可能性もあります。
ただ、力のある馬であれば、枠の影響が少なく、能力を発揮しやすい枠でもあります。
人気馬であれば、極端な内枠や外枠よりも中枠に入ったほうが安心できる場合もあります。

そして、外枠ですが、これは7枠から8枠、ゲートでいうと13番から18番くらいとなります。
外枠のメリットとしては、他馬に揉まれず、気分良く走ることができます。さらに砂をかぶったり芝の塊が飛んでくるリスクが少なく走れることがメリットとなります。
その半面、デメリットは距離ロスが大きいことです。なお、距離ロスはあるものの折り合い面に不安のない馬なら、もっとも安全な枠といえるのも外枠です。
あとは、揉まれ弱い馬にとっても走りやすいといえるでしょう。

ペースが枠に与える影響について

続いては、枠ごとの特徴について説明します。
ここでは、枠を内枠・中枠・外枠に分けた場合、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
これは、芝とダートの違いも踏まえつつ基礎知識として覚えてください。

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まず、フルゲートの場合、内枠は1枠から3枠です。馬番でいうと1番から6番となります。
内枠のメリットとしては、前述したとおり、最短距離を走れることです。
また、馬に囲まれるため闘争本能に火が付きやすいというメリットもあります。
反対にデメリットとしては、直線で前が詰まってしまうリスクがあります。

特に開幕週においては、まだ馬場が痛んでいませんので、全馬が少しでも距離ロスを図ろうと、綺麗な内側に殺到します。そのため、他馬を怖がってしまう馬もいます。
また、前を走る馬の芝の塊が飛んできたり、砂を被ったりという精神的なダメージを受けることもあります。

よって、内枠は、距離ロスが少ないという最大のメリットがある半面、砂をかぶったり芝の塊が飛んでくるというデメリットがあります。

次に中枠は、4枠から6枠、馬番でいえば、7番から12番くらいが該当します。
この中枠は、先行でも差しでも脚質による影響が比較的少ないのがメリットの1つです。
また、内と外の出方を見ながら競馬ができる点もメリットといえるでしょう。

一方で真ん中に位置するため、内や外の両脇から挟まれ、接触してしまう可能性がもっとも高い枠でもあります。
そうなると、周りの圧力に弱い馬は、プレッシャーに負けてしまって、どんどん後退してしまう可能性もあります。
ただ、力のある馬であれば、枠の影響が少なく、能力を発揮しやすい枠でもあります。
人気馬であれば、極端な内枠や外枠よりも中枠に入ったほうが安心できる場合もあります。

そして、外枠ですが、これは7枠から8枠、ゲートでいうと13番から18番くらいとなります。
外枠のメリットとしては、他馬に揉まれず、気分良く走ることができます。さらに砂をかぶったり芝の塊が飛んでくるリスクが少なく走れることがメリットとなります。
その半面、デメリットは距離ロスが大きいことです。なお、距離ロスはあるものの折り合い面に不安のない馬なら、もっとも安全な枠といえるのも外枠です。
あとは、揉まれ弱い馬にとっても走りやすいといえるでしょう。

奇数馬番と偶数馬番の違い

奇数馬番と偶数馬番の違いについて説明します。
これは、簡単にいうとゲートに入る順番が違うということですが、そのわずかな差でレースの着順に影響を及ぼすこともあります。

まず、日本の競馬は原則、奇数番号の馬が偶数番の馬よりも先にゲート入りします。
そのため、奇数番の馬にとっては、待ち時間が長くなってしまい、特に気性の悪い馬や怖がりな馬は、イライラしてしまったり、不安からキョロキョロしてしまい、それがスタート出遅れの原因にもつながります。

逆に偶数番の馬は、奇数番の馬よりも後にゲートに入るため、待ち時間が短い分ストレスが減って出遅れリスクは減る傾向にあるといえます。
『内枠の偶数番が理想』と、よくいわれるのは、これが理由です。

さらに距離ロスの問題もありますので、少しの待ち時間の差が馬の精神状態に大きな影響を与えるといって良いでしょう。

まとめ

今回は、馬番・枠番の有利不利について紹介しました。

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基本的に競馬は、前述しているように内枠がロスなく回れますので、内枠の方が絶対に有利です。
そのことを頭に入れつつ、このコースは外枠が有利では？逆に内枠有利なコースなら、内枠の枠連ボックスなどが効果的かも知れません。

いずれにしても、このような基礎知識を頭に入れて、馬券構成を考えると確実に回収率や的中率のアップにつながりますので、是非とも取り入れてみてください。