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2025ヤングジョッキーズシリーズ、日程と出場騎手決定

若手騎手たちが全国の地方競馬場で熱戦へ


7月3日、JRAは2025ヤングジョッキーズシリーズの開催日程とJRA所属騎手の出場メンバーを発表しました。「ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)」はJRAと地方競馬所属の若手騎手が技量を競い合う恒例のシリーズ戦で、今年も全国各地で熱い戦いが繰り広げられます。

同シリーズは東日本と西日本の2地区で行われるトライアルラウンドと、決勝戦となるファイナルラウンドで構成されています。トライアルラウンドは8月6日の門別競馬場(北海道)を皮切りに10月末まで東西各6場の地方競馬場で実施。ファイナルラウンド(決勝)は12月18日に園田競馬場(兵庫)、同20日に中京競馬場(愛知)で行われる予定です。各トライアルでは2競走ずつ行われ、東西両地区の成績上位騎手が12月のファイナルに駆け上がります。なお、各ラウンドでの騎乗馬は抽選で割り当てられ、公平な条件でポイントを競います。また、地方競馬からも各地区で選抜された若手騎手が出場し、中央・地方入り混じった全国規模の戦いとなります。

JRA所属の新人・若手騎手27名が今年のYJSに参戦予定です。美浦所属組には横山琉人騎手や佐藤翔馬騎手などが名を連ね、栗東所属組にも西塚洸二騎手や大久保友雅騎手など将来有望なメンバーが揃いました。女性騎手は今村聖奈騎手、古川奈穂騎手、河原田菜々騎手、小林美駒騎手らが参加しており、シリーズを一層華やかに彩ります。なお、上里直汰騎手(美浦)はJRA初の沖縄県出身騎手として知られ、こうした多彩な経歴も見どころの一つです。

同シリーズは若手騎手にとって活躍への登竜門であり、ここでの戦いをきっかけに飛躍を遂げる騎手も少なくありません。また、普段は中央競馬でしか見られないジョッキーたちが各地の地方競馬場で騎乗するため、地域の競馬ファンにとっても貴重な観戦機会となります。若手騎手たちが新天地でどんな走りを見せてくれるのか、ファンも今から楽しみですね。

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