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関越ステークス回顧:ウンブライル差し切りV【芝1800m】

勝ち馬ウンブライル(54.0kg)の決め手とブリンカー効果


3歳以上オープンの関越ステークスは、外回り芝1800m・13頭立てで行われた一戦。前半1000mは61.7秒と明らかなスローペースで推移し、直線は10.8-10.7の高速ラップが刻まれる瞬発力勝負となった。

1着はブリンカー着用で臨んだウンブライル(牝5、54.0kg、戸崎圭太)が1分46秒2。道中は6番手と中団から、直線で鋭く抜け出した。
2着はラインベック(せん8、56.0kg、杉原誠人)。2番手から渋太く粘って1/2馬身差の1分46秒3。マイナス10kgの仕上げでも先行力を発揮した。
3着はバレエマスター(牡6、55.0kg、菊沢一樹)。3番手からクビ差まで迫り、上がり32.4でまとめた。

払戻
単勝:8番 340円(2番人気)
3連単:8→10→7 203,000円(537番人気)

スローからの究極の瞬発戦。前半で脚を温存し、直線で“ひと蹴り目”を最速で出せたウンブライルが、ブリンカー着用の集中力と中団ポジションを武器に抜け出した。上がり性能の高さを数字が裏付け、配当面でも見どころ十分。そんな夏の準メインらしい密度のある一戦だった。

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