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秋華賞2025|エンブロイダリーが2冠達成!ルメール騎手はGI通算55勝

エンブロイダリー、悔しさ晴らす完勝劇


2025年10月19日、京都競馬場で開催された第30回秋華賞(GI・芝2000m)は、桜花賞馬エンブロイダリー(牝3、C.ルメール騎乗)が鋭い末脚で抜け出し、2冠目のタイトルを獲得。春のオークスで涙をのんだ一戦から5か月。秋の京都で、その悔しさを晴らす堂々たる走りだった。

この日の京都は曇天。史上最も暑かった夏を越えて、3歳牝馬たちが最後の冠を懸けて激突した。人気は割れていたものの、エンブロイダリーは単勝5.5倍の2番人気。ゲートでは落ち着き、発馬もスムーズ。道中は折り合いも付き、6番手前後の好位で脚を溜めた。

向こう正面では徐々に進出を開始。ややペースが緩んだところを見逃さず、ルメール騎手は早めに動いていった。そのまま外から先団へと取り付き、最後の直線では粘る逃げ馬エリカエクスプレスをしっかりと捕らえ、1/2馬身差でゴール

勝ち時計は1分58秒3。上がり3Fは35.2秒。2400mのオークスでは9着に敗れたが、距離短縮となった今回は文句なしの完勝

払戻
単勝:11番 550円(2番人気)
3連単:11-10-18 129,850円(338番人気)

エンブロイダリーの勝利は、父アドマイヤマーズ譲りの勝負根性と、母系に名牝ブエナビスタを持つ血統の奥深さが融合した成果であり、一族の悲願とも言える秋華賞制覇となった。騎乗したC.ルメール騎手にとっても、GI55勝目、秋華賞では4勝目という記録を樹立。日本競馬におけるその存在の大きさを改めて印象付けた。

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