時代を彩った名バイプレーヤーたち【牝馬編】
名馬の影には、常に脇役と呼ばれる名バイプレーヤーが存在します。
それは、どの時代でも例外ではなく、逆に名バイプレーヤーがいるからこそ、競馬の魅力を引き立てているのかも知れません。
そこで今回は、時代を彩った名バイプレーヤーたちについて、前回の牡馬編に続き、牝馬編としてご紹介します。
なお、牝馬は牡馬と違って一定の競走成績を残さなくても繁殖生活を過ごせる確率が高いですが、種牡馬に比べると生涯において輩出できる産駒数は限られています。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプトの調整等はおこなっておりません。
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その分、多くの競馬ファンにとっても現役生活への思い入れがより強くなるのは牝馬の方にあると思いますので、是非とも”勝利”といったもの以外で様々な印象や記憶を残した名バイプレーヤーたちをご堪能ください。
同世代にグランプリ3連覇などを達成したクロノジェネシスがいる中で通算成績17戦2勝、2着7回、3着3回は複勝率71%と、数字だけみれ”善戦ウーマン”です。
その戦いぶりは早め先行から抜け出す形でいつも勝ちを予感させましたが、残り100メートル付近になると何故か末脚が鈍ってしまいます。
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ただ、その2着3着に入った内容が凄まじく、2019年のオークス(G1)ではラヴズオンリーユーの2着、秋華賞(G1)でもクロノジェネシスの2着に入ると、次走のジャパンカップ(G1)でもスワーヴリチャードの2着と”勝てそうで勝てない”ことから競馬ファンをやきもきさせました。
また、京都記念(G2)やオールカマー(G2)、日経賞(G2)といった主要G2レースでも2着。
さらに3,200メートルといった牝馬には過酷な距離となる天皇賞・春(G1)でもワールドプレミアの3着に入りました。
これは、1989年以降、同レースの掲示板に食い込んだ牝馬がいないことを考えると、まさに快挙といっても過言ではありません。
しかし、G1勝利という勲章にはわずかながら届かず、近年を代表する牝馬の名バイプレーヤーとなりました。
大種牡馬ステイゴールドを父に持つクロコスミアは、その父に似た小さな馬体で2017年の府中牝馬ステークス(G2)を軽やかに逃げ切り重賞初制覇を成し遂げると、そこから名バイプレーヤーとしての血が開花します。
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それは、その年のエリザベス女王杯(G1)から2019年までの同レース3年連続2着という悔しくも珍しい記録を残したことです。
まさに”善戦マン”だった父の血を見事に受け継いだ形となりました。
なお、現在では繁殖牝馬としてサ トノダイヤモンドやコントレイルといったディープインパクトの後継種牡馬と交配し、産駒をターフに送り出しています。
1頭の牝馬を基にそこから多くの活躍馬が誕生すると、その一族は『〇〇一族』と呼ばれ注目を浴びます。
その中でも有名なのが、平成初期に輸入された繁殖牝馬ローザネイから派生した”薔薇一族”でしょうか。
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重賞戦線でも大活躍をみせたローザネイの仔ロゼカラーを母に持つローズバドは、小柄な馬体から強烈な末脚を繰り出し、母と同じく多くの競馬ファンを魅了しました。
しかし、オークスではレディパステルの2着、 秋華賞でもテイエムオーシャンの2着、さらに次走のエリザベス女王杯でもトゥザヴィクトリーの2着と薔薇一族の悲願であるG1制覇にはあと一歩及ばず、薔薇一族の悲願は産駒に託されます。
その後繁殖入りしたローズバドは、キングカメハメハとの間にローズキングダムという牡馬を産みます。
そして、そのローズキングダムが、2009年の朝日杯フューチュリティステークス(G1)を制したことで薔薇一族として初のGI制覇を果たしました。
アメリカ生まれのエイシンバーリンは、超快速牝馬として短距離界の一時代を築きました。
特に1997年のシルクロードステークス(G2)でマークした1分6秒9は、芝1,200メートルで史上初となる1分7秒の壁を越える当時のJRAレコードとなったのです。
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しかし、超快速牝馬もG1レースでは、3度も掲示板に載る健闘を見せましたが、いずれも同じ外国産馬に優勝を譲る形でG1には無縁のままターフを去りました。
父はリードワンダー、母の父がシンザンという血統を持つシヨノロマン。
シヨノロマンと聞けば、デビューして2年目だったレジェンド武豊騎手が桜花賞初騎乗でアラホウトクの2着に入ったことを思い出すオールド競馬ファンも多いのではないでしょうか。
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デビューから3連勝でチュ ーリップ賞(当時はOP)や秋には、ローズステークス(G2)を制するなど牝馬三冠レースのトライアルでは勝利するも、先の桜花賞2着やエリザベス 女王杯もミヤマポピーの2着と、あと一歩のところでタイトルに届きませんでした。
ダートの追い込みが凄いランキングなどで必ず紹介されるブロードアピール。
それは、2000年の根岸ステークス(G3)でみせた最後の直線だけでライバル14頭をすべて抜き去って勝利したことです。
まさに他馬が止まって見えるというほどの凄まじい末脚披露は伝説のレースに値するでしょう。
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その凄まじい末脚で勝利したイメージが強いため、名バイプレーヤーではないのでは?と思われる方がいるかも知れませんが、実は芝・ダート合わせて重賞を6勝するもG1レースでは凡走が続きました。
そのため、前哨戦では強烈な印象を残すも本番では凡走する名バイプレーヤーだったと思います。
ただ、その鬼脚ともいえる強烈な末脚は、孫のワグネリアンが2018年の日本ダービー(G1)を制したことで、繁殖牝馬になってからもその威力が確実に仔から孫へと伝わっていることが証明されました。
父にフレンチデピュティを持つメイショウベルーガは、500キロを超す芦毛の大型牝馬ながら2010年に勝利した日経新春杯(G2)や京都大賞典(G2)など、中長距離戦線で牡馬と互角に渡り合いました。
ただ、G1レースになると何故か勝負運に恵まれず、2010年のエリザベス女王杯でみせたスノーフェアリーの2着が最高着順でした。
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その後、繁殖牝馬として2019年の弥生賞(G2)を制したメイショウテンゲン、2022年の阪神牝馬ステークス(G2)を勝利したメイショウミモザと2頭の重賞勝ち馬を産みましたが、G1勝利には手が届いていません。
なお、ベルーガ一族の悲願となるG1勝利は今後ミモザの仔に託された形ですので、この先も注目していきたいですね。
史上初となる日・米オークスを制したシーザリオと同世代のディアデラノビアは、4馬身差で圧勝した京都牝馬ステークス(G3)やトップハンデを背負いながらも勝利した愛知杯(G3)など、その実力は申し分ありません。
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しかし、通算成績25戦5勝うち2着1回、3着7回が物語っているように3着率が約30%と、とにかく差して届かないシーンが多く見られました。
特に7度の3着はすべて重賞での記録であり、阪神牝馬ステークス(G2)にヴィクトリアマイル(G1)、エリザベス女王杯にオークスと、どんな距離でも3着が”指定席”といったイメージが強いです。
そして、その指定席の血は2014年のエリザベス女王杯でラキシスの3着に入った娘のディアデラマドレにも受け継がれた格好となりました。
今回は、時代を彩った名バイプレーヤーたちの中から牝馬編をお届けしました。
こうして改めて牝馬の名バイプレーヤーたちをみると、冒頭にもお伝えした通り、やはり思い入れが強くなるのではないでしょうか。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプトの調整等はおこなっておりません。
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特にG1レースを勝てそうで勝てなかった牝馬ですので、その仔が母の無念を晴らす形でG1レースを勝利する光景こそ血統のロマンであり、競馬の醍醐味だといえると思います。
なお、時代を彩った名バイプレーヤーたち【牡馬編】も別記事にて掲載していますので、合わせてお読みいただけると嬉しいです。