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プロトポロスが伊賀ステークス制覇|中京ダート1400mで逃げ切り勝ち

ブリンカー効果抜群!プロトポロス、ハンデ戦を逃げ切って3勝クラス突破


2025年8月23日、中京競馬場のダート1400mで行われた3勝クラスのハンデ戦「伊賀ステークス」は、6番人気のプロトポロス(牡5、西村真幸厩舎)が松山弘平騎手の手綱に導かれ、鮮やかな逃げ切り勝利。

スタートから先手を奪ったのは、青帽の8番プロトポロス。今回はブリンカー着用での一戦となったが、その効果が顕著に表れた。発馬からダートに入るまでの芝コースをスムーズに通過し、ハナを奪って主導権を握ると、道中は終始落ち着いたペースでレースをコントロール。600m通過は34.0秒と淀みない流れだったが、他馬にプレッシャーをかけられる場面でも動じず、集中力を切らすことなく直線を迎えた。

直線では内で粘るプロトポロスを、外からドラゴンウェルズ、ワイワイレジェンド、さらには大外を鋭く伸びたフェルヴェンテらが一斉に追撃する形となった。特にフェルヴェンテの末脚は目を見張るものがあり、ゴール前では並ぶかという勢いだったが、最後まで脚色が衰えなかったのは逃げたプロトポロス。

勝ち時計は1分23秒5。上がり600mは37秒4。

払戻金
単勝:8番 940円(6番人気)
三連単:8–13-12 173,930円(577番人気)

冷静さと情熱が同居した松山騎手の巧騎、そしてブリンカー装着で別馬のような走りを見せたプロトポロス。夏競馬も終盤戦、各馬の仕上がりと戦術が明暗を分ける中で、ハンデ戦ならではのドラマがまた一つ刻まれた。

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