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【小倉記念2025】9番人気イングランドアイズが鮮烈な末脚で重賞初V!払戻金・勝因分析も
7月20日、小倉競馬場で行われた伝統のハンデ重賞、小倉記念(GIII、芝2000m)は、松若風馬騎手が騎乗した9番人気イングランドアイズ(牝5・安田翔伍厩舎)が鮮やかな追い込みで重賞初制覇。
スタートが切られると、大外枠のグラティアスが果敢にハナを切り、スズカダブルとニホンピロキーフがそれに続く展開となった。イングランドアイズは1枠1番の内枠から好位置を確保し、前半は馬群の中ほど、4〜5番手で冷静に折り合っていた。
3〜4コーナー中間に差しかかりペースが上がると、先行勢が徐々に苦しくなり、直線では混戦模様に。残り200mの時点で、好位から伸びを見せたシェイクユアハートが先頭に立ち、一旦抜け出したかに思われたが、そこから内を巧みに突いたイングランドアイズが力強い末脚を発揮。鮮やかに1馬身3/4差をつけてゴール板を駆け抜けた。
払戻金
単勝:1番 1,630円(9番人気)
三連単:1–6-16 74,990円(250番人気)
今回のイングランドアイズの勝利は、軽ハンデ51kgという斤量の恩恵を活かした巧みな騎乗と、馬自身が最後まで集中力を切らさず末脚を伸ばしたことによるものだろう。勝ち時計は1分59秒9、上がり3ハロンはメンバー中2位タイの36秒2という堅実な脚を使ったことが、この勝利の要因となった。