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シルクロードステークス回顧|4F目10.7が生んだ激流をフィオライアが先手で制す

払い戻し(単勝・3連単)で見る波乱のインパクト


シルクロードステークスは、6ハロンのラップが刻む一瞬の攻防のなかで、伏兵が主役へ躍り出る――そんな競馬の醍醐味が凝縮された一戦となった。

前半3ハロンが34.5、上り3ハロンが33.5という構成で、特に4ハロン目の10.7が強烈に映る。ここで一気にペースが上がり、隊列が締まり、各馬が「追走の脚」を使わされる形になった。

コーナー通過順位を見ると、3コーナーでは14番フィオライアが先頭。4コーナーでも(14、16)の並びで先頭争いを続け、直線入口でも前の形を崩さなかった。最後の1ハロンは11.7まで落ちても、先に動いて脚を使った馬がそのまま粘り込む展開になった。

一方で、後方からの伸びが目立ったのがレイピア(牡4、57.0、佐々木大輔)とヤマニンアルリフラ(牡5、57.5、団野大成、ブリンカー着用)。どちらもコーナー通過が中団より後ろ
レイピアは「7-6」、ヤマニンアルリフラは「9-8」から、ゴール前でしぶとく差を詰めてきた。ただ、先頭のフィオライアが作ったリズムと粘りが上回り、差し切りまでは届かなかった。

結果フィオライアが1分08秒0で快勝、2着以下は0秒1差に密集。

払い戻し
単勝 14 8,750円(16番人気)
3連単 14-17-6 2,438,990円(2904番人気)

先手の価値を証明したフィオライア、3コーナー先頭から4コーナーでも先頭列を譲らず、1分08秒0で押し切った。派手な差し切りではないが、10秒7の加速区間を含む流れを前で受け止めたうえで、ゴールまで踏ん張り抜くその“仕事量”の大きさこそが、勝利の価値だと感じた一戦だった。

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