サノノグレーターがラジオNIKKEI賞レコードV 復帰の田辺裕信が重賞制覇
6月28日に福島競馬場の芝1800メートルで行われた3歳重賞、第75回ラジオNIKKEI賞(GⅢ)は、田辺裕信騎手が騎乗した1番人気のサノノグレーター(牡3・尾形和幸厩舎)が抜け出し、レコードタイムとなる1分45秒2で優勝しました。馬場は良。1番人気の支持にしっかりと応え、時計の出る馬場を味方につけて世代の重賞を勝ち切っています。
2着には8番人気の伏兵ディールメーカー(牡3・高杉吏麒騎手)が1 1/4馬身差で続き、3着には2番人気リッツパーティー(牡3・横山武史騎手)が3/4馬身差で入りました。上位は人気馬と伏兵が入り交じる結果となり、勝ったサノノグレーターと2着ディールメーカーの組み合わせとなった馬連は4,550円の中波乱。先頭でゴールを駆け抜けたサノノグレーターのスピードが、メンバーの中でひときわ際立った一戦でした。
勝ち時計の1分45秒2はレコードの好タイム。サノノグレーターは2歳時に葉牡丹賞をレコードで制したスピード自慢で、皐月賞9着以来の実戦となった一戦を、自らの持ち味である速い時計の決着に持ち込んで重賞のタイトルを手にしました。世代上位の素質を、ローカルの軽い馬場で改めて示した形です。
鞍上の田辺裕信騎手にとっては、劇的な復帰当日のメイン制覇となりました。左かかとに入れていたボルトの除去手術を経て約3週間ぶりに実戦復帰すると、同じ福島開催の8レースで早くも復帰後初勝利をマーク。その勢いそのままにメインのラジオNIKKEI賞も制し、復帰初日に勝利を重ねる最高の一日を演出しました。
ラジオNIKKEI賞 払戻金
| 単勝 | 13 | 540円(1番人気) |
|---|---|---|
| 複勝 | 13 / 8 / 5 | 200円 / 360円 / 200円 |
| 枠連 | 4-7 | 3,150円(15番人気) |
| ワイド | 8-13 / 5-13 / 5-8 | 1,520円 / 710円 / 1,290円 |
| 馬連 | 8-13 | 4,550円(19番人気) |
| 馬単 | 13→8 | 8,360円(32番人気) |
| 3連複 | 5-8-13 | 8,250円(12番人気) |
| 3連単 | 13→8→5 | 52,690円(113番人気) |
1番人気の支持にレコードで応えたサノノグレーターは、世代の重賞戦線で改めて主役級の評価を集めそうです。スピードの裏付けを持つ3歳馬がこの先どんな路線へ歩みを進めるのか、夏から秋にかけての動向が注目されます。