ブラックチャリスが青函ステークス制覇 上位4頭が同タイムの大接戦
6月27日に函館競馬場の芝1200メートルで行われたオープン特別の青函ステークスは、1番人気のブラックチャリス(牝3・吉田隼人騎手・武幸四郎厩舎)が勝ちタイム1分08秒4で優勝しました。3歳牝馬が53キロの軽ハンデを生かし、好位から抜け出して古馬相手のスプリント戦を制しています。
馬場は稍重、14頭立てのハンデ戦。スタートからダンツエラン(古川吉洋騎手)がハナを切り、ブラックチャリスはトップハンデ57.5キロのマルガイアメリカンステージ(岩田望来騎手)と並んで2番手を追走しました。4コーナーから直線に向くと内のこの2頭が抜け出しを図り、ブラックチャリスがじわりと前へ。後方からは浜中俊騎手のナムラクララが上がり最速の33秒2で大外を強襲しましたが、ゴール前は4頭が横一線。ブラックチャリスがハナ差でしのぎ切りました。
2着には3番人気のナムラクララ(牝4・浜中俊騎手)がハナ差まで迫り、3着にはトップハンデを背負った2番人気マルガイアメリカンステージ(牡4・岩田望来騎手)が2番手から粘ってクビ差。さらにアタマ差の4着には10番人気ナムラローズマリー(牝5・松本大輝騎手)が食い込み、上位4頭がそろって1分08秒4の同タイムでゴールする大接戦になりました。勝ち負けを分けたのはわずかな差で、際どい判定を呼ぶ一戦でした。
単勝は1番人気のブラックチャリスが380円。馬連2-11は1,610円(3番人気)、3連単2-11-12は13,200円(6番人気)と、上位人気で堅くまとまりました。一方で3着クビ差・4着アタマ差まで10番人気のナムラローズマリーが食い下がっており、ひとつ着順が前後すれば配当が跳ね上がる紛れもはらんでいました。なお、最後方追走から武豊騎手が手綱を取ったモリノドリーム(牝7)は上位に脚を伸ばしきれず14着でした。
青函ステークス 払戻金
| 単勝 | 2 | 380円(1番人気) |
|---|---|---|
| 複勝 | 2 / 11 / 12 | 160円 / 230円 / 190円 |
| 枠連 | 2-7 | 650円(2番人気) |
| ワイド | 2-11 / 2-12 / 11-12 | 680円 / 530円 / 740円 |
| 馬連 | 2-11 | 1,610円(3番人気) |
| 馬単 | 2→11 | 2,950円(5番人気) |
| 3連複 | 2-11-12 | 2,940円(2番人気) |
| 3連単 | 2→11→12 | 13,200円(6番人気) |
53キロの軽量とはいえ、古馬がそろうオープンの一戦を3歳牝馬が勝ち切った価値は小さくありません。決め手のある馬が揃ったスプリント戦を好位から押し切ったブラックチャリスが、夏の短距離路線でこの先どんな舞台へ向かうのかが一つの注目点になります。