ファルコンステークス結果|ダイヤモンドノットが中京で快勝
中京競馬場で行われた第40回ファルコンステークスは、1番人気のダイヤモンドノットが、道中5番手付近から鋭く抜け出して快勝。勝ち時計は1分19秒8。2着にマルチエイシンディード、3着にフクチャンショウが入り、5枠の2頭がワンツーを決める形となった。場内には午後3時時点で1万3972人が来場し、前年同時刻比で26%増。気温16度の中京は大きな歓声に包まれており、その熱気にふさわしいスピード決着だった。
スタートではカフェラバーがやや後手を踏み、人気の一角タイセイアストロも行き脚がつき切らない形。先手を主張したのはメイクワンズデイで、これにマルチエイシンディードが続き、ハッピーエンジェル、マルガイプリンセスモコも前へ。ダイヤモンドノットは無理なく好位の外め、前を見る絶好の位置に収まった。前半3ハロンは34秒1、1000メートル通過は速すぎず遅すぎずの流れ。逃げ・先行勢だけでなく、差し勢にも脚を使わせる絶妙なラップが刻まれていった。
それでも直線に向いた時、勝負どころで最も手応えに余裕を感じさせたのは、やはりダイヤモンドノットだった。4コーナーでは前を射程圏に入れ、馬場の3分どころからスムーズに加速。粘るマルチエイシンディードをきっちりと競り落とし、最後は1馬身1/4差をつけて先頭でゴールを駆け抜けた。推定上がり33秒6。派手に突き放したわけではないが、運び、反応、そして最後の押し切り方まで、1番人気にふさわしい内容だった。
払い戻し
単勝 9番 160円(1番人気)
3連単 9-10-7 15,930円(37番人気)
大波乱ではないが、実力馬が中心となりつつ配当も完全な一本調子には終わらなかった、という着地だった。
現地の熱気と、直線で黄帽2頭が競り合う鮮やかな絵。その中心で最初に抜け出したのがダイヤモンドノットだったことに、このレースの結論がよく表れている。1分19秒8という優秀な時計、危なげのない内容、そして重賞2勝目。春の短距離路線に向けて、主役候補の1頭が改めてはっきりした一戦だった。