ディープインパクトの後継種牡馬一覧 キズナ、ワールドプレミアと息子たちの産駒成績
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。
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ディープインパクトの直仔で、種牡馬として産駒にG1を勝たせたのは3頭です。キズナとリアルインパクト、それに2026年のダービー馬ロブチェンを出したワールドプレミアです。
ワールドプレミアは2019年の菊花賞と2021年の天皇賞(春)を勝った馬で、初年度の産駒は2023年に生まれました。中央競馬に登録されたのは15頭。その1頭のロブチェンが、2026年5月31日の東京優駿(日本ダービー)を1番人気で勝っています。
後継の筆頭はキズナです。2024年に初めてリーディングサイアー(1年間に産駒が稼いだ賞金の1位)になり、2025年も1位を守りました。祖父サンデーサイレンス、父ディープインパクトから3代続けてのリーディングサイアーは、日本の競馬ではキズナが最初です。今年も、ここまでの産駒の獲得賞金は1位です。
次の表は、産駒がG1を勝った3頭の息子です。
※本記事のデータは編集部による独自集計です。数字は2026年10月4日までの中央競馬の成績で、地方と海外のレースは数えていません。
| 息子(生年) | 自身の中央G1 | 産駒の中央G1 | G1を勝った産駒 |
|---|---|---|---|
| キズナ(2010年) | 2013年 東京優駿 | 7勝 | アカイイト、ソングライン、ジャスティンミラノ、ダブルハートボンド、シックスペンス |
| ワールドプレミア(2016年) | 2019年 菊花賞 2021年 天皇賞(春) | 3勝 | ロブチェン |
| リアルインパクト(2008年) | 2011年 安田記念 | 1勝 | ラウダシオン |
3頭という数は、父のサンデーサイレンスの代の3分の1にあたります。サンデーサイレンスが2002年8月に亡くなったあと、翌年からの7年で9頭の息子がG1馬の父になりました。ディープインパクトは2019年7月に亡くなり、翌年からの7年(2026年は途中まで)で3頭です。
父の代とは、配合相手の血統が大きく違います。2019年生まれの馬の4割近くは、母系にサンデーサイレンスを持っていました。父の代のはじめにはほとんど見かけなかった血統で、ディープインパクトの直仔の産駒では、この割合が1割に届きません。
ディープインパクトの産駒は、2008年生まれから2020年生まれまでいます。そのなかで種牡馬になり、中央に産駒が登録された直仔は47頭。産駒は合わせて6,571頭が登録され、5,819頭が走り、1,801頭が勝ち上がって3,510勝を挙げました。重賞は134勝、G1は11勝です。
重賞を勝った産駒がいるのは、47頭のうち17頭です。G1、重賞の勝ち数の多い順に並べました(重賞は障害も含め、G1は平地のG1)。
| 息子 | 産駒の生年 | 中央に登録 | 勝ち上がり | 中央の勝利 | 重賞 | G1 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キズナ | 2017〜2025年 | 959頭 | 435頭 | 996勝 | 57勝 | 7勝 |
| ワールドプレミア | 2023〜2024年 | 30頭 | 5頭 | 9勝 | 4勝 | 3勝 |
| リアルインパクト | 2017〜2025年 | 293頭 | 80頭 | 158勝 | 5勝 | 1勝 |
| ミッキーアイル | 2018〜2025年 | 424頭 | 122頭 | 257勝 | 14勝 | 0 |
| シルバーステート | 2019〜2025年 | 526頭 | 152頭 | 258勝 | 10勝 | 0 |
| リアルスティール | 2020〜2025年 | 434頭 | 149頭 | 292勝 | 9勝 | 0 |
| サトノダイヤモンド | 2020〜2024年 | 352頭 | 102頭 | 188勝 | 8勝 | 0 |
| ディープブリランテ | 2014〜2024年 | 486頭 | 115頭 | 218勝 | 6勝 | 0 |
| トーセンラー | 2016〜2024年 | 178頭 | 31頭 | 73勝 | 5勝 | 0 |
| トーセンホマレボシ | 2014〜2020年 | 243頭 | 42頭 | 74勝 | 3勝 | 0 |
| コントレイル | 2023〜2025年 | 226頭 | 59頭 | 76勝 | 3勝 | 0 |
| ダノンバラード | 2016〜2024年 | 208頭 | 52頭 | 102勝 | 2勝 | 0 |
| アルアイン | 2021〜2024年 | 198頭 | 36頭 | 63勝 | 2勝 | 0 |
| グレーターロンドン | 2020〜2025年 | 143頭 | 41頭 | 87勝 | 2勝 | 0 |
| ヴァンセンヌ | 2017〜2025年 | 101頭 | 22頭 | 45勝 | 2勝 | 0 |
| ワールドエース | 2017〜2023年 | 257頭 | 45頭 | 85勝 | 1勝 | 0 |
| ダノンプレミアム | 2023〜2025年 | 95頭 | 18頭 | 29勝 | 1勝 | 0 |
| ほかの30頭 | ― | 1,418頭 | 295頭 | 500勝 | 0 | 0 |
残りの30頭からは、まだ重賞の勝ち馬が出ていません。
47頭のうち、自身もG1馬だったのは19頭です。産駒の重賞134勝のうち105勝と、G1の11勝はすべてこの19頭の産駒が挙げていて、G1を勝てなかった28頭の産駒は重賞29勝、G1はゼロです。
もっとも、G1馬の19頭も一様ではありません。自身がG1を5勝したコントレイル、3勝したフィエールマンの産駒は、まだG1を勝っていません。フィエールマンの産駒は重賞もこれからです。自身のG1が2013年の東京優駿だけのキズナが、産駒で7勝しています。
ディープインパクトの産駒からは、東京優駿の勝ち馬が7頭出ています。そのうち中央に産駒がいるのは5頭で、産駒が重賞を勝ったのはキズナ、ディープブリランテ、コントレイルの3頭。G1まで届いたのはキズナだけでした。
11勝を古い順に並べると、次のとおりです。
| 年月日 | レース | 勝ち馬(父) | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年5月10日 | NHKマイルカップ | ラウダシオン(リアルインパクト) | 9番人気 | M.デムーロ |
| 2021年11月14日 | エリザベス女王杯 | アカイイト(キズナ) | 10番人気 | 幸英明 |
| 2022年6月5日 | 安田記念 | ソングライン(キズナ) | 4番人気 | 池添謙一 |
| 2023年5月14日 | ヴィクトリアマイル | ソングライン(キズナ) | 4番人気 | 戸崎圭太 |
| 2023年6月4日 | 安田記念 | ソングライン(キズナ) | 4番人気 | 戸崎圭太 |
| 2024年4月14日 | 皐月賞 | ジャスティンミラノ(キズナ) | 2番人気 | 戸崎圭太 |
| 2025年12月7日 | チャンピオンズカップ | ダブルハートボンド(キズナ) | 3番人気 | 坂井瑠星 |
| 2025年12月27日 | ホープフルステークス | ロブチェン(ワールドプレミア) | 7番人気 | 松山弘平 |
| 2026年4月19日 | 皐月賞 | ロブチェン(ワールドプレミア) | 1番人気 | 松山弘平 |
| 2026年5月31日 | 東京優駿 | ロブチェン(ワールドプレミア) | 1番人気 | 松山弘平 |
| 2026年6月7日 | 安田記念 | シックスペンス(キズナ) | 8番人気 | 武豊 |
11勝のうち4勝は7番人気以下の馬で、3頭の父がそれぞれ一度は人気薄でG1を勝たせています。
数えたのは中央のG1だけです。リアルスティール産駒のフォーエバーヤングは2025年にアメリカのブリーダーズカップ・クラシックを勝っていますが、中央で走ったのは2023年10月の京都でのデビュー戦の1戦だけでした。この勝ちは、本記事の数には入っていません。
父が亡くなった翌年からの7年間に、G1を何勝したか。本人の産駒と息子たちの産駒に分けると、次の表になります(ディープインパクトの7年目にあたる2026年は途中まで)。
| サンデーサイレンス | 本人の産駒 | 息子たちの産駒 | ディープインパクト | 本人の産駒 | 息子たちの産駒 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1年目 | 2003年 | 10勝 | 1勝 | 2020年 | 7勝 | 1勝 |
| 2年目 | 2004年 | 9勝 | 2勝 | 2021年 | 9勝 | 1勝 |
| 3年目 | 2005年 | 9勝 | 2勝 | 2022年 | 2勝 | 1勝 |
| 4年目 | 2006年 | 9勝 | 4勝 | 2023年 | 1勝 | 2勝 |
| 5年目 | 2007年 | 4勝 | 4勝 | 2024年 | 0 | 1勝 |
| 6年目 | 2008年 | 0 | 10勝 | 2025年 | 0 | 2勝 |
| 7年目 | 2009年 | 0 | 10勝 | 2026年 | 0 | 3勝 |
| 計 | 41勝 | 33勝 | 19勝 | 11勝 |
どちらも、息子の産駒が初めてG1を勝ったのは、父が亡くなった翌年でした。サンデーサイレンスの息子では2003年の菊花賞のザッツザプレンティ(父ダンスインザダーク)、ディープインパクトの息子では2020年のNHKマイルカップのラウダシオン(父リアルインパクト)です。
2008年と2025年は、どちらも父が亡くなって6年目にあたります。
サンデーサイレンス本人の産駒は、2007年12月の有馬記念でマツリダゴッホが勝ったのを最後にG1から姿を消し、入れ替わるように2008年から息子たちの産駒が年に10勝を挙げました。ディープインパクト本人の産駒の最後のG1は、2023年4月の天皇賞(春)のジャスティンパレス。その後、息子たちの産駒は2024年に1勝、2025年に2勝でした。
G1馬の父になった息子の数でも、7年の間にサンデーサイレンスは9頭、ディープインパクトは3頭です。サンデーサイレンスの側には、ステイゴールドやアグネスタキオン、マンハッタンカフェもこの7年のうちに名を連ねています。
リーディングサイアーの受け渡しも同じ形です。サンデーサイレンスは1995年から2007年まで13年続けて1位で、2008年に息子のアグネスタキオン、2009年に同じく息子のマンハッタンカフェが1位を継ぎました。ディープインパクトは2012年から2022年まで11年続けて1位でしたが、翌2023年の1位はキングカメハメハの息子のドゥラメンテ。キズナが取り返したのは2024年です。
一方で、G1の下の重賞では、直仔の産駒は勝ち数を伸ばしています。2020年に11勝、2023年に18勝、2024年に26勝で、2026年もここまでで26勝。G1の勝ち星だけが、その伸びについてきていません。
中央のG1は、2003年の21レースから2017年以降は24レースに増えています。2007年から2009年に桜花賞などの一部のG1がJpnⅠの格付けで行われた分も、表の数に含めました。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。
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ディープインパクトの直仔に牝馬を配合すると、生まれる仔の血統表では、サンデーサイレンスが父の父の父、つまり3代前に入ります。母系にもサンデーサイレンスがいれば、同じ血が父と母の両方から重なる、いわゆるクロスです。
血量は、2代前の祖先が25%、3代前が12.5%、4代前が6.25%。母系の3代前にサンデーサイレンスがいれば「3×3」で25%、母の父がサンデーサイレンスなら「3×2」で37.5%になります。「奇跡の血量」と呼ばれる18.75%は、母系の4代前に入る「3×4」です。
では、母系にサンデーサイレンスを持つ馬はどれくらいいたのか。母の父、母の父の父、母の母の父のどれかがサンデーサイレンスの馬の割合を、中央に登録された馬で生まれた年ごとに表にしました。
| 生まれた年 | 母系(3代前まで)にサンデーサイレンスを持つ馬の割合 |
|---|---|
| 1996年 | 0.0% |
| 2000年 | 1.3% |
| 2004年 | 6.0% |
| 2008年 | 15.7% |
| 2012年 | 25.9% |
| 2014年 | 31.8% |
| 2019年 | 38.9% |
| 2024年 | 29.1% |
サンデーサイレンスの息子たちの産駒が生まれ始めた1996年には、こうした馬は1頭もいませんでした。ディープインパクトの息子たちの産駒が生まれ始めた2014年には31.8%、最も多い2019年生まれでは38.9%です。
20年あまりで、ほぼ見かけなかった血統が4割近くまで広がりました。こうした馬の母にディープインパクトの直仔を配合すれば、仔のサンデーサイレンスの血量は25%以上です。
実際の配合を見ると、ディープインパクトの直仔の産駒で母系にサンデーサイレンスを持つのは9.8%。9割は持たない母から生まれています。主な種牡馬で同じ割合を比べると、はっきり二つの組に割れます(産駒は2008年から2024年生まれ)。
| 父 | 父の血統表のサンデーサイレンス | 母系にサンデーサイレンスを持つ産駒 |
|---|---|---|
| キズナ | 父の父 | 5.9% |
| コントレイル | 父の父 | 4.6% |
| キタサンブラック | 父の父 | 7.6% |
| エピファネイア | 母の父の父 | 61.0% |
| ロードカナロア | 3代以内にいない | 59.6% |
キタサンブラックの父ブラックタイドもサンデーサイレンスの息子で、立場はディープインパクトの直仔と同じです。エピファネイアは母の父の父がサンデーサイレンスで、産駒から見れば4代前。ロードカナロアの3代血統表には、サンデーサイレンスがいません。この2頭の産駒は、6割前後が母系にサンデーサイレンスを持つ母から生まれています。
サンデーサイレンスの息子たちの産駒では、この配合はほとんど見られません(0.2%)。ただ、その頃は中央の馬全体でも、こうした馬は1996年生まれで0頭、2006年生まれでも10.0%でした。
G1を勝った7頭の母の父は、シンボリクリスエスが2頭(アカイイト、ソングライン)で、残る5頭は海外の種牡馬です。7頭とも母系にサンデーサイレンスはいませんが、産駒全体でも9割がそうです。
父の代の息子たちには、母系にサンデーサイレンスを持つ相手がほとんどいませんでした。ディープインパクトの直仔の産駒は、生まれてくる馬の4割近くがその血を持つ時代に、9割がその血を持たない母から生まれています。種牡馬自身の力や配合された牝馬の質、種付けの頭数までは分けて比べていませんが、この相手の違いは、G1の数の差の一因になっていると考えています。
G1馬の父になった息子が3頭だけだからといって、後継が育っていないと言うのは少々大袈裟な物言いです。キズナは2024年と2025年のリーディングサイアーで、今年もここまで1位です。
2010年生まれのキズナは、2013年の東京優駿を武豊騎手で勝ちました。1番人気で、2着のエピファネイアとは半馬身差。初年度の産駒は2017年に生まれ、これまでに959頭が中央に登録されています。
初年度から出た最初のG1馬は、2021年11月のエリザベス女王杯を10番人気で勝ったアカイイトです。4歳の秋でした。続く2018年生まれのソングラインは、2022年の安田記念、2023年のヴィクトリアマイルと安田記念を勝ち、3勝とも東京の芝1600mでした。
2021年生まれからは3頭が出ました。2024年の皐月賞のジャスティンミラノ、2025年のチャンピオンズカップのダブルハートボンド、2026年の安田記念のシックスペンスです。チャンピオンズカップはダートのG1です。キズナの産駒は2025年に障害の重賞も2つ勝っていて、芝、ダート、障害と、重賞を勝った舞台は広く散っています。
キズナでダービーを勝ってから13年。2026年の安田記念で、武豊騎手は8番人気のシックスペンスを勝たせました。
キズナの息子で、中央に産駒が登録された種牡馬はまだいません。
血統の話からは離れますが、編集部では予想サイトの検証も続けています。AIの集計に予想家の読みを重ねて買い目を出すサイトを、実際に買って記録した記事です。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。
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ワールドプレミアとコントレイルは、どちらも2023年に初年度の産駒が生まれました。中央に登録されたのは、ワールドプレミアが15頭、コントレイルが123頭。ダービーを勝ったのは、15頭の側から出たロブチェンです。
ロブチェンの母はソングライティング、母の父はGiant's Causeway。栗東の杉山晴紀厩舎の馬で、デビューから6戦すべて松山弘平騎手が乗っています。6戦の内訳は次のとおりです。
| 年月日 | レース | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|
| 2025年11月9日 | デビュー戦 京都・芝2000m | 2番人気 | 1着 |
| 2025年12月27日 | ホープフルステークス 中山・芝2000m | 7番人気 | 1着 |
| 2026年2月15日 | 共同通信杯 東京・芝1800m | 3番人気 | 3着 |
| 2026年4月19日 | 皐月賞 中山・芝2000m | 1番人気 | 1着 |
| 2026年5月31日 | 東京優駿 東京・芝2400m | 1番人気 | 1着 |
| 2026年9月21日 | 神戸新聞杯 阪神・芝2400m | 1番人気 | 1着 |
9月21日の神戸新聞杯は、2着のアルトラムスとハナ差でした。次は2026年10月25日の菊花賞(京都・芝3000m)に向かうと報じられていて、中日スポーツは史上9頭目のクラシック三冠への挑戦と伝えています。父のワールドプレミアが勝ったのも、2019年の菊花賞でした。
ただ、ワールドプレミアの産駒全体では、ロブチェンだけが抜けています。2023年生まれの15頭で勝ち上がったのは5頭、2024年生まれの15頭は9頭が走って、まだ勝ち上がりがいません。
コントレイルの初年度は、123頭のうち118頭が走り、51頭が勝ち上がりました。重賞は青葉賞のゴーイントゥスカイ、京都新聞杯のコンジェスタス、ダートのレパードステークスのチェリヴェントで3勝。G1は、2026年の東京優駿でゴーイントゥスカイ(3番人気)が4着に入ったのが最高です。
自身はG1を5勝した馬なので、物足りなく映るかもしれません。それでも、キズナの初年度の産駒がG1を勝ったのは4歳の秋でした。コントレイルの初年度は、まだ3歳の秋にいます。
2026年の中央のG1は、10月4日までに13レースが終わりました。勝ち馬を父の父で分けると、ディープインパクトが3勝(ロブチェンの2勝とシックスペンスの1勝)で最も多く、キングカメハメハ、ブラックタイド、ステイゴールドが2勝ずつで続きます。ステイゴールドの2勝は、オルフェーヴル産駒のジュウリョクピエロ(優駿牝馬)とゴールドシップ産駒のメイショウタバル(宝塚記念)です。オルフェーヴルを管理したのは、ディープインパクトを手がけた池江泰郎調教師の息子、池江泰寿調教師です。
2020年から2026年までの7年を通すと、父の父がキングカメハメハの馬が34勝で最も多く、ディープインパクトは11勝でした。
ブラックタイドは、ディープインパクトの1歳上の全兄です。父も母も同じ兄の血は、息子のキタサンブラックを通じて、2022年からの5年でG1を10勝しました。イクイノックスが5勝、クロワデュノールが4勝、ソールオリエンスが1勝。同じ5年で、ディープインパクトの直仔の産駒は9勝です。
予想サイトについては、編集部が自腹で参加して払戻まで確かめた検証記事もあります。
Q. 中央競馬の産駒成績で見て、ディープインパクトの後継種牡馬で最も実績を残しているのは?
キズナです。2024年と2025年のリーディングサイアーで、産駒は2026年10月4日時点で中央のG1を7勝しています(アカイイト、ソングライン、ジャスティンミラノ、ダブルハートボンド、シックスペンス)。祖父サンデーサイレンス、父ディープインパクトから3代続けてのリーディングサイアーは日本で初めてです。
Q. ディープインパクト産駒の種牡馬は何頭いますか?
中央競馬に産駒が登録されている直仔は、2026年10月4日時点で47頭です。そのうち産駒が重賞を勝ったのは17頭で、G1を勝ったのはキズナ、ワールドプレミア、リアルインパクトの3頭です。
Q. ロブチェンの父は?血統は?
父はディープインパクトの息子のワールドプレミアで、母はソングライティング、母の父はGiant's Causewayです。ロブチェンはワールドプレミアの初年度産駒で、同じ2023年に生まれた産駒のうち中央に登録されたのは15頭でした。
Q. コントレイル産駒はG1を勝っていますか?
2026年10月4日時点で、中央のG1はまだ勝っていません。初年度産駒(2023年生まれ)は123頭が中央に登録され、青葉賞、京都新聞杯、レパードステークスの重賞3勝を挙げています。G1の最高着順は、2026年の東京優駿でのゴーイントゥスカイの4着です。
Q. サンデーサイレンスの後継と比べて、ディープインパクトの後継が少ないのはなぜ?
数字の上で目立つのは、配合相手の母系の違いです。2019年生まれの中央の馬の38.9%は母系(3代前まで)にサンデーサイレンスを持ちますが、ディープインパクトの直仔の産駒では9.8%でした。サンデーサイレンスの息子たちの産駒が生まれ始めた1996年には、そうした馬はいませんでした。
ディープインパクトの直仔で、中央に産駒を送り出した種牡馬は47頭です。産駒がG1を勝ったのはキズナ、ワールドプレミア、リアルインパクトの3頭で、勝ち数は合わせて11勝。そのうち7勝がキズナの産駒で、キズナは2024年と2025年のリーディングサイアーになりました。サンデーサイレンスから数えて3代続けての1位です。
父が亡くなった翌年からの7年で比べると、サンデーサイレンスの息子たちの産駒はG1を33勝し、9頭の息子がG1馬の父になりました。ディープインパクトの息子たちは11勝で、3頭です。重賞は2024年から年に20勝を超えていますが、G1は年に1〜3勝のままです。
父の代と大きく違っていたのは、配合相手の母系です。2019年生まれの中央の馬の38.9%が母系にサンデーサイレンスを持ち、ディープインパクトの直仔の産駒ではそれが9.8%にとどまりました。初年度の産駒が15頭だったワールドプレミアからはダービー馬のロブチェンが出て、123頭のコントレイルの初年度は、ダービーの4着がいまのところ最高です。
G1馬の父になった息子は、父の代の9頭に対してまだ3頭です。ただ、そのうちワールドプレミアの産駒は、走り始めてまだ2世代しかありません。