京王杯2歳Sはクローバー賞の再戦、ブルージェイがハナ差で無傷の3連勝V
8月の札幌で半馬身だった2頭の差が、東京ではハナ差まで詰まりました。2026年11月7日の東京11レース、第62回京王杯2歳ステークス(GⅡ・芝1400メートル)は、C.ルメール騎手が騎乗した1番人気のブルージェイが1分21秒3で優勝し、2番人気フレイコンの追い上げをしのいでいます。8月22日のクローバー賞とは人気が逆でしたが、1、2着の順は同じでした。ブルージェイはこれでデビューから無傷の3連勝となり、重賞初勝利です。
良馬場の10頭立てで、3コーナーは10番人気のアテナブレイブが先頭、ブルージェイが並ぶ2番手でした。4コーナーでロンドンガーズを含む3頭が横に並ぶ中、先頭はブルージェイに替わっています。ラップは12秒4-10秒9-11秒3-11秒6-11秒6-11秒6-11秒9で、前半600メートルは34秒6、後半600メートルは35秒1。直線で抜け出したブルージェイに4コーナー4番手のフレイコンが外から並びかけ、ゴール前は内外に離れた追い比べになりました。上がり3ハロンはフレイコンの34秒9が勝ち馬の35秒1を上回りましたが、写真判定の末に先着を許しています。
ブルージェイは父シスキン、母ネオフレグランス、母の父ネオユニヴァースの牡2歳です。8月の札幌で新馬とクローバー賞を鮫島克駿騎手で連勝し、2か月半ぶりの今回はルメール騎手との初コンビでした。スポーツ報知によると、クローバー賞が芝1500メートルで行われるようになった1997年以降で、その勝ち馬が京王杯2歳ステークスを制したのは初めてです。デビューから無傷の3連勝でこのレースを勝った馬は、2018年のファンタジスト以来8年ぶりとなります。管理する加藤征弘調教師はこのレース初勝利で、中央の2歳重賞を勝つのは2008年の函館2歳S(フィフスペトル)以来18年ぶりでした。
騎乗したルメール騎手はこのレース6勝目で、スポーツ報知はレース史上最多と伝えています。2025年に続く勝利で、連覇はこの騎手にとって3度目です。デイリースポーツによると、この日の5勝目で、「(展開的に)タイトでしたね。でも、自分の馬もよく頑張ってくれました」と語りました。同紙ではブルージェイを「スピードもありますし、心臓もすごく大きくてよく頑張れます。トップレベルに行けると思います」と評し、2歳のGⅠに行けるとの見方も示しています。
2着のフレイコンは初の芝1400メートルで、東京も初めてでした。スポーツ報知によると、2022年の初来日以降JRAの重賞は未勝利のT.マーカンド騎手は「いい馬場を狙って外を走らせて伸びてはいたけど、勝ち馬も伸びていたので。距離もギリギリでした。それでもいい馬です」と話しています。伊藤圭三調教師も、23年ぶりとなる8度目のJRA重賞勝利を逃しました。3着には7番人気のグルーヴェンスが入り、3、4コーナーとも9番手から、ニシノトラノスケと並ぶ最速の上がり34秒0を使っています。
キャリア1戦で3番人気のインパルスドライブは、10キロ減の504キロで9着に敗れ、8着馬から9馬身離されました。前走のもみじSを勝った4番人気のロンドンガーズは、4コーナー2番手から8着でした。
払戻金
| 単勝 | 9 | 280円(1番人気) |
|---|---|---|
| 複勝 | 9 | 130円/2 140円/5 320円 |
| 枠連 | 2-8 | 450円 |
| 馬連 | 2-9 | 580円 |
| ワイド | 2-9 | 250円/5-9 670円/2-5 1,050円 |
| 馬単 | 9-2 | 1,010円 |
| 3連複 | 2-5-9 | 2,590円 |
| 3連単 | 9-2-5 | 8,680円 |
3連単の8680円は、3連単の配当がある2004年以降の23回で低い方から4番目です。これより低いのは2017年から2019年までの3回で、過去22回の中央値は11万4220円でした。1番人気の勝利は2年連続。2025年の勝ち馬ダイヤモンドノットは、続く朝日杯FSで2着に入りました。