関屋記念は1番人気アンパドゥが5馬身差で圧勝 不良馬場で上がり33秒7の豪脚
7月26日に新潟競馬場の芝1600メートル(外回り)で行われた第61回関屋記念(GⅢ)は、岩田望来騎手が騎乗した1番人気のアンパドゥ(牡5・木村哲也厩舎)が後方からメンバー最速となる上がり33秒7の末脚を繰り出し、5馬身差の圧勝を飾りました。勝ちタイムは1分32秒4。当日の新潟は雨が降り、馬場は不良まで悪化した14頭立てのハンデ戦でしたが、渋った馬場をものともしない決め手の違いを見せつけています。
レースは8番人気のクランフォード(牝5・菊沢一樹騎手)がハナに立ち、メタルスピード、ファーヴェントらが先行する展開。アンパドゥは道中12番手前後の後方でじっくり構え、直線に向いて外へ持ち出されると、不良馬場とは思えない伸び脚で先行勢をまとめて飲み込みました。2着に5馬身の差をつけるワンサイドの決着で、1番人気の支持にきっちり応えています。
2着には逃げたクランフォードがハンデ54キロを生かしてしぶとく粘り込み、3着には3番手を進んだ6番人気ファーヴェント(牡5・西塚洸二騎手)がクビ差で続きました。4着は最後方14番手から追い込んだ14番人気の伏兵ブエナオンダ(田口貫太騎手)。トップハンデ59キロを背負った3番人気エルトンバローズ(J.コレット騎手)は5着までが精一杯でした。
一方、2番人気のダノンセンチュリー(牡4・戸崎圭太騎手)は中団から伸びを欠いて11着。5番人気ランスオブカオスも13着に沈み、道悪への適性が明暗を分けた印象です。馬券は1番人気からの決着ながら、2着に8番人気が粘ったことで馬連2820円、3連単3万4830円と手頃な中穴配当が付きました。
関屋記念 払戻金
| 単勝 | 3 | 480円(1番人気) |
|---|---|---|
| 複勝 | 3 / 10 / 1 | 210円 / 310円 / 300円 |
| 枠連 | 3-6 | 1,300円(4番人気) |
| ワイド | 3-10 / 1-3 / 1-10 | 1,050円 / 1,040円 / 1,690円 |
| 馬連 | 3-10 | 2,820円(5番人気) |
| 馬単 | 3→10 | 4,830円(10番人気) |
| 3連複 | 1-3-10 | 7,490円(11番人気) |
| 3連単 | 3→10→1 | 34,830円(53番人気) |
勝ったアンパドゥは馬体重498キロ(前走比プラス2キロ)。不良馬場の消耗戦で後方から上がり33秒7という数字は際立っており、2着クランフォードの上がり35秒2と比べても脚の質が一枚も二枚も違いました。斤量56キロで臨んだ夏のマイル重賞をこれだけの着差で制したことで、秋のマイル路線に向けて存在感を大きく高める一勝となりました。