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競馬原点の的中実績483件を公式のレース結果と照合した検証記録 2年半5359通の営業メール観察まとめ【検証記事】

評価(結論)


競馬原点のTOP画面

サイト名:競馬【原点】

URL:https://gentenuma.com/

運営:原点運営事務局(特商法表記より)

調査期間:2023年10月30日に無料登録後、2026年5月まで約2年半に受信した営業メール5,359通+2026年6月12日のサイト内取材

総合評価 46点
的中率 5点満点中2点
回収率 5点満点中2点
信頼性 5点満点中1.5点
サポート体制 5点満点中2.5点
無料情報 5点満点中3.5点

競馬【原点】は、地方競馬を中心に中央競馬も扱う予想情報サイトです。コロガシ(的中した払戻を次のレースに全額つぎ込む買い方)を看板にしたプランが多いのが特徴で、登録後は「過去にこれだけ当てた」という実績つきの案内メールが毎日届きます。

当編集部は2023年10月30日に検証用アカウントで無料登録し、一度も課金しないまま2年半メールを受け取り続けました。その総数は5,359通。本ページでは、このメールが謳う的中実績483件を中央競馬の確定レース結果と機械的に突き合わせた照合結果を中心に、観察できた事実を整理します。
結論として、当サイトは競馬【原点】を推奨していません

・メールが引用する的中実績のうち10件は、2022年以降の中央競馬の確定レース結果の中に一致するものが見つかりませんでした。中央競馬の開催がない日付の「的中」も含まれます
・サイト内の的中実績ページには「予想に従って投票した場合のシミュレーション」という注記があります。受信した営業メール5,359通に、この注記は一度も出てきません
・特定商取引法に基づく表記は、販売事業者名が法人名でなく、所在地も番地までです
・課金していない検証用アカウントの受信箱だけで、営業メールは5,359通。月160〜240通のペースでした

※ 当サイトは推奨していません。ご利用は自己判断でお願いします。

サイトの特徴とスタンス


競馬【原点】は、サイト上の表記では「競馬【原点】」、メールの差出人名では「競馬原点」と名乗る予想情報サイトです。中央・地方の両方を扱いますが、平日に毎日案内が届くのは地方競馬(大井・川崎・船橋・浦和・園田・名古屋・笠松・門別など)のプランで、重心は明らかに地方側にあります。

プラン名は『VIPコロガシ』『牧場コロガシ』『馬主コロガシ』『地方競馬ギア1〜4』『FINAL WEAPON』『頂点-vertex-』『根源-ROOT-』など。2年半の受信メールに登場したプラン名を数えると、コロガシ系の名前が突出して多く、『VIPコロガシ』だけで1,700通を超えるメールに登場していました。

無料で見られるコンテンツは3種類ありました。出走馬の能力をS・A・B・Cの4段階で示す「原点指数」、重賞の見解を載せる「重賞原点」、そして買い目つきの「無料予想」です。無料予想のページには、こんな一文が添えられています。

競馬原点馬券収益獲得の近道は、各種有料プランへの参加がオススメ。まずは情報を体感いただくための初歩を、無料予想にてお楽しみください。

無料で見せたあと有料案内へつなぐ、と自分から言い切っています。この位置づけ自体は多くの予想サイトと変わりません。引っかかったのはその先、「有料プランがどれだけ当たるか」を伝える的中実績の見せ方でした。

運営者について、外から確認できる情報は多くありません。特定商取引法に基づく表記の販売事業者名は「原点運営事務局」で、法人名の記載はありません。所在地は「東京都渋谷区渋谷1丁目10−12」と番地までで止まっており、ビル名や部屋番号までは確認できませんでした。運営・販売責任者は藤沢武史氏。サイトのドメインを調べると、gentenuma.com が2022年11月30日、メール送信に使われる gentenuma.cc と gentenuma.one が2022年12月30日と、3つとも2022年末にまとめて登録されていました。登録の取次はいずれも海外の業者です。

登録の経緯と料金の仕組み


検証用アカウントの登録は2023年10月30日。メールアドレスを送って仮登録、1分後に本登録完了、5分後に代表の藤沢武史氏名義の挨拶メール、その20分後に「専属担当」を名乗る上杉慶喜氏の挨拶メールが届きました。登録から担当付きまで30分かかりません。

料金はポイント制で、1ポイント=100円。銀行振込かクレジットカードで、50pt(5,000円)から5000pt(500,000円)までの刻みで購入する仕組みです。プランの案内には「参加費用:新規300PT」のような表記が多く、メールにはこう書かれていました。

競馬原点※新規ポイントとは新たにご用意されたポイントでございます。現在お持ちのポイントを使うことはできませんのでご了承ください。

手持ちのポイントが残っていても、対象プランには「新規に」買い足したポイントしか使えない、という条件です。残っているポイントでは参加できません。

退会は利用規約上「問い合わせフォームから申請、処理完了まで最長2週間」。その間も配信が続く場合があると明記されています。なお規約には「60日間利用がない場合は自動的に退会処理を行うことができる」という条項もありますが、検証用アカウントは2年半ほぼログインしないまま配信が続いたので、少なくともこの条項が積極的に運用されている様子はありませんでした。

受信箱の2年半(5,359通の記録)


2023年10月30日から2026年5月13日までに届いたメールは5,359通でした。この間、課金はしていません。購入確認や入金確認のメールは0通で、全部が案内・営業・実績報告です。

配信量は段階的に増えました。登録した10月は11通、翌11月は88通。2024年5月以降はおおむね月160〜240通で安定し、1日5〜8通の日が普通になりました。時間帯では朝6〜7時台と夜21時台に集中します。朝起きると2〜3通たまっている、という生活が2年半続く量です。

件名で一番多かった単語は「無料」で561回。次が「締切」の388回で、※締切17時※のような時刻つきが定番です。「優遇」168回、「特別」142回と続きます。ただ、数えていて目を引いたのは回数そのものより、同じ企画が季節で戻ってくることのほうでした。クリスマスの的中速報の翌週には年末年始の特別プラン、年が明ければバレンタイン企画。2年半も受信していると、同じ季節企画を2〜3回ずつ見ることになります。

登録初日に挨拶をくれた「専属担当・上杉慶喜」氏は、2年半ずっと専属担当のままでした。月に50〜100通のメールで名乗りや署名として登場し続けており、担当の交代案内は一度もありません。代表の藤沢氏名義のメールは登録時を除くと数ヶ月に1通程度です。

これとは別に、「ご参加いただけていれば…」型のメールが2年半で93通ありました。プランの募集が終わった後に「ご参加いただけていれば、△△円の払戻でした」と、買わなかった側の損失感に訴える文面です。2024年は18通、2025年は53通。言い回し違いまで拾い切れているかは怪しいので、実数はもう少し多いかもしれません。

的中実績483件の照合検証


競馬【原点】のメールで一番目立ったのは、的中実績の引用量でした。5,359通のうち1,980通に「払戻額」つきの実績が載っており、「どのレースで・どの3連単が・何倍で・いくらの払戻になったか」が具体的な数字で書かれています。延べ引用回数は5,520回、重複を除くと1,644件でした。

まず目につくのは使い回しです。1つの的中が平均3回以上引用され、最多のものは27回登場しました。たとえば「東京11R 結果:11-10-3(15059.5倍)払戻額:【3,011,900円】」という実績は、2025年5月の発生から1年後の2026年5月まで、繰り返し案内メールに登場し続けています。

この数字は、実際のレース結果と合っているのか。引用された実績のうち中央競馬の483件(場名・レース番号・3連単の組番・倍率の4点がそろって読み取れたもの)を、2022年以降の中央競馬全レースの確定したレース結果・払戻金データと機械的に突き合わせました。

照合結果 件数 割合
3連単の確定結果・払戻金と完全一致 467件 96.7%
3連複の確定結果・払戻金と完全一致 2件 0.4%
数字は実在するが場名またはレース番号の記載が相違 4件 0.8%
一致するレースが見つからない 10件 2.1%

照合を始める前は、一致しない実績が相当数ある可能性も想定していました。実際には97%が実在のレース結果と一致。組番も倍率も払戻金も合っています。

ただし、ここで確認できたのは「その配当が実在した」ことまでです。実在のレース結果と一致することは、「そのレースの買い目が事前に会員へ提供されていた」ことの証明にはなりません。レースが終わった後の配当は、誰でも確認できる公開情報です。2年半分の受信箱には、課金していないため、結果が出る前の買い目が一通も含まれていません。受信箱だけでは、公開前にその買い目が配られていたかまでは追えません。

その上で、サイト内の的中実績ページにはこう注記されています。

競馬原点※予想に従って投票した場合のシミュレーションに従って表記しております

的中金額はプランの推奨額(1〜2万円)を賭けた場合のシミュレーションだ、とサイト自身が実績ページに書いています。この注記は実績ページにしかありません。同じ実績を引用する営業メール5,359通に、シミュレーションという言葉は一度も出てきません。メールには「払戻額:【3,011,900円】」とだけ書かれていて、それがシミュレーション値だという説明は、サイトの実績ページまで行かないと読めない位置にあります。

そして、一致するレースが見つからなかった10件です。一例を挙げます。2025年5月9日に届いた「前回開催時は3レース的中!」というメールには、「2024/2/16」の日付つきで「東京7R 結果:4-2-1(1347.2倍)払戻額:【538,880円】」という実績が載っていました。2024年2月16日は金曜日で、その週の中央競馬の開催は2月10・11・17・18日のみ。2月16日に中央競馬の開催自体がありません。念のため2022年以降の東京7R全レースを調べましたが、3連単4-2-1で1347.2倍という結果は見つかりませんでした。同じメールに並んでいた「小倉8R 8-2-12(374.5倍)」も同様に、一致するレースがありません。

地方競馬の実績も、メールの文面から開催日が特定できた8件をレース結果の公開データベースと照合しました。こちらは8件すべて実在の結果と一致しています。数字の大半が本物である傾向は地方でも変わりません。それだけに、開催のない日付の「的中」がなぜ混ざるのかは、分からずじまいです。

気になったところ


無料予想の買い目までが遠い。メールの「無料予想公開中!」は対象レースの告知だけで、買い目は載っていません。買い目を見るにはサイトにログインし、無料予想ページで「参加する」を押し、さらにレース当日の12時30分の公開を待つ流れです。金曜版には実際に参加してみました。ポイント消費はなく、当日12時30分に対象レースの3連単フォーメーションが公開されるところまで確認しています。無料自体は本当です。ただ、メールだけ読んでいた2年半、買い目にはたどり着けないままでした。

金額の名乗りが大きい。受信メールの件名や本文では「200万円回収」「100万円獲得」のような金額が日常的に飛び交います。前述のとおり、その的中金額は推奨額を賭けた場合のシミュレーション値で、注記はメール側にありません。

それと、運営の実態です。販売事業者名は法人名でなく、所在地は番地まで、ドメインの登録経路は海外業者でした。運営主体の法人名や所在地の詳細を、公開情報だけでは確認しづらい状態です。

メリットとデメリット


メリット

・無料コンテンツ(原点指数・重賞原点・無料予想)は登録だけで利用でき、試した範囲ではポイント消費もなかった
・引用される的中実績の数字の97%は実在のレース結果と一致しており、検索すれば追える配当が大半だった
・専属担当が2年半交代せず、窓口の体裁は一貫していた

デメリット

・確定データに一致するレースが見つからない実績引用が10件あった(中央競馬の開催がない日付を含む)
・的中金額がシミュレーション値である注記は、サイトの実績ページにしかなく、営業メールには書かれていない
・課金しなくても月160〜240通のメールが届き続ける。配信停止の処理には最長2週間かかると規約に明記
・「新規ポイント」限定のプランが多く、手持ちポイントを使えない場面がある
・買わなかった人の損失感に訴える「ご参加いただけていれば」型の文面が年々増えている

当サイトの判断


競馬【原点】を当サイトは推奨していません。

483件を照合して97%が一致した、という精度自体はむしろ高い部類です。それでも推奨しないのは、その正確な数字の山に開催のない日付の「的中」が混ざっていたから、そして少なくとも当編集部が受信した営業メールでは、的中金額がシミュレーション値である旨を確認できない状態が2年半続いていたからです。10件の例外には、機械で突き合わせるまで気づきませんでした。手で読んでいた間は、数字の多さに流されていたと思います。

課金前の買い目は見ていないので、有料プランの予想精度までは判定していません。それでも、メールと公開情報だけで、お金を払う前に確認しておきたい点は十分に出てきたと当編集部は考えています。

参考資料


※ここから先は、本文の判断根拠として確認した公開情報の一覧です。詳細な資料情報のため、通常の検証記事には含めていません。気になる方のみご参照ください。

A. 特定商取引法に基づく表記(公式サイト記載より)

  • 販売事業者名:原点運営事務局(法人名の記載なし)
  • 運営・販売責任者:藤沢武史
  • 所在地:東京都渋谷区渋谷1丁目10−12(建物名・階数・部屋番号の記載なし)
  • 電話番号:0365555457(受付10〜19時 土日祝除く)
  • メールアドレス:info@gentenuma.com
  • 販売価格:1PT=100円
  • 取得日時:2026年6月12日
  • 出典:https://gentenuma.com/outline-genten

B. 法人情報の確認について

販売事業者名が「原点運営事務局」という名称で法人名ではないため、国税庁の法人番号公表サイト等での登記照会はできませんでした。運営主体となる法人の存在は、公開情報からは確認できていません。

C. ドメイン登録情報(RDAP より)

  • gentenuma.com(サイト本体):2022年11月30日登録
  • gentenuma.cc(メール送信元):2022年12月30日登録
  • gentenuma.one(メール送信元):2022年12月30日登録
  • 3ドメインとも登録取次は海外業者(ベトナム・インドの事業者)
  • 出典:Verisign RDAPほか/取得日時:2026年6月12日

D. 的中実績ページの注記(会員ページ内)

  • 「※予想に従って投票した場合のシミュレーションに従って表記しております」
  • 「※的中金額は全てプランの推奨額(1~2万円)を賭け金として表記しております」
  • 取得日時:2026年6月12日(画面を保存済み)

E. 利用規約の該当箇所

  • 第6条1項:退会・配信停止は申請から処理完了まで最長2週間(14日間)。その間に配信が行われる場合がある旨の記載
  • 第6条4項:60日間利用がない場合、自動的に退会処理を行うことができる旨の記載
  • 出典:https://gentenuma.com/rule-genten/取得日時:2026年6月12日

F. 受信メールについて

  • 取得期間:2023年10月30日〜2026年5月13日
  • 保存件数:5,359通
  • 登録方法:当編集部が独自に無料登録(課金なし)

G. 的中実績の照合方法

  • 対象:受信メール本文に記載された的中実績のうち、場名・レース番号・3連単(または3連複)の組番・倍率の4点が読み取れた中央競馬483件
  • 方法:2022年以降の中央競馬全レースの確定レース結果・払戻金データと、場・レース番号・組番・払戻金額の一致を機械的に判定
  • 地方競馬:メール文面から開催日が特定できた8件を、レース結果の公開データベースで個別に確認(8件とも一致)
  • 照合実施日:2026年6月12日

H. 本記事に関する編集方針

  • 本記事は、公開情報と当サイトが独自に取得した資料(受信メール・画面記録)に基づく調査結果です。記載している事実は、取得日時付きで保存した画面・メールに基づいて整理しています。違法性の有無を断定するものではありません。
  • 「一致するレースが見つからない」とした10件は、当編集部が照合に用いた2022年以降の中央競馬の確定データの範囲で一致が確認できなかったという意味であり、その原因(誤記・期間外のレース・その他)を特定するものではありません。
  • 評価対象は調査時点の表示・配信内容であり、その後の変更可能性を含みます。本記事の評価は調査日時点の内容に基づく当サイトの判断であり、将来の内容変更や改善可能性を否定するものではありません。
  • 本文は当サイトの掲載判断を示すものであり、利用者の最終判断を拘束するものではありません。
  • 反証資料は、当サイト下部の「お問い合わせ」から受け付けます。確認のうえ必要に応じて記事を訂正・追記します。

競馬原点の口コミ・評判


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