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Miles(マイルス)の検証|地方競馬の無料情報を半年試した記録【検証記事】

評価(結論)


Miles(マイルス)のTOP画面

サイト名:Miles(マイルス)

URL:https://umiles.net/

運営:マイルス運営事務局(特商法表記より)

検証方法:無料登録のみ。有料プランは購入せず、地方競馬の無料情報を半年使用

総合評価 65点
的中率 5点満点中3.5点
回収率 5点満点中2.5点
信頼性 5点満点中3点
サポート体制 5点満点中3.5点
無料情報 5点満点中3.5点

今回も少し変わった検証です。Miles(マイルス)を、有料プランを一切買わず「地方競馬の無料情報」だけで半年使ってみました

無料情報の中身は「ワイド 3点+枠連 1点」というシンプルな構成で、推奨は1点1,000円。1鞍4,000円から、地方競馬の固いレースを狙う型です。当たっても小さく、外れると4,000円がそのまま消える。そういう日が多いなか、2024年7月9日の大井1Rでワイド1-12が当たり、+16,400円。その一鞍が半年の収支を支えました。

無料情報を出している大山という担当者のメールとは別に、有料プラン担当の中田からの案内メールが平行して大量に届きます。文面のトーンはまったく違い、無料情報が外れた直後に「救済価格で一撃性を。」と来る並びには注意したほうがよさそうでした。
推奨でも非推奨でもなく、「無料情報は地方競馬の小さな利益を取りに行く道具として動く。隣で有料プランの案内も同時に走っている」というのが、半年無料だけで使い続けた中立的な感想です。
登録した日から、いったん区切りをつけた日までを、ここから書いていきます。

※ この記事は中立的な検証記録です。利用は自己判断でお願いします。

サイトの特徴とスタンス


はじめに、Milesがどんな競馬予想サイトなのかを整理しておきます。
公式トップに置かれているのは、競馬を「副収入」ではなく「資産形成」の文脈で語るコピーです。

マイルス明確な収支計画を目指す

株やFXのように相場を毎日追いかける必要がなく、馬券購入後はレース結果を待つだけ、というのが公式の主張です。投資の代替として競馬を位置づけたいタイプのサイトで、最近の予想サイトに増えてきた立て付けに近い印象でした。

そして、Milesがもう一つ前面に出しているのが、買い目の点数を絞っていることです。

マイルス馬券代は1レース、600円から

60点・100点といった点数で網を張る予想ではなく、1鞍600円から参加できる極少点数の買い目を売りにしている、という案内です。地方競馬の無料情報も同じ思想で、「ワイド 3点+枠連 1点」というシンプルな型に統一されていました。
買い目の中身を盛らない代わりに、点数を絞って馬券代を抑える。この組み立て自体には、悪い印象は持ちませんでした。

そして、そんな点数の絞り方を、無料情報の段階でも体験できるようにしてある、と公式は書いています。

マイルス毎週末には0円で買い目を公開

無料情報を看板に置くサイトは珍しくありませんが、Milesは「中央競馬の週末分」と「平日の地方競馬分」を分けて出している点が、少し変わっています。
今回はそのうち、平日に毎日公開される地方競馬の無料情報を半年追いかけた、というのがこの記事の中身です。

登録プロセス


登録はメールアドレスの送信から始まります。
ただし、Milesの場合はiCloud(@icloud.com)のメールアドレスは利用不可と明記されている点に注意が必要です。私はGmailで登録しました。

登録フォームにメールアドレスを入力
折り返し届く「仮登録メール」の本登録用URLを1時間以内にタップ
会員ID・パスワードが発行されて登録完了

本登録用URLには有効期限が「受信から1時間」と書かれていました。仮登録の段階で受信できないと、もう一度最初からやり直す必要があります。私は寝る前に登録して、翌朝メールを開いたら期限切れ。二度目の挑戦で本登録まで進めました。
登録料・年会費はかかりません。ここまで一円も払っていません。

登録が完了すると、ほぼ間を置かず「担当」を名乗るメールが届きます。私の場合の担当は中田で、後に地方競馬の無料情報を出してくれる大山とは別人でした。担当者がプラン別・コンテンツ別に分かれている、と理解しておくと混乱しないと思います。

退会は、サイト内のサポートページから「配信停止」を依頼する方式です。ワンクリックでアカウントが消えるタイプではなく、サポートへの連絡を経て手続きされる形になっています。
退会窓口の場所は公式サイトのサポートページに明示されているので、迷うことは少ないはずです。

チェックポイント

Milesの退会は、サポートへの「配信停止」連絡を経由する形式です。フォーム一発で完了するタイプではないので、登録前に窓口の位置だけ確認しておくと安心です。なお、iCloudメールは登録時点で弾かれるため、他のメールサービスを用意する必要があります。

提供するコンテンツの詳細


Milesのコンテンツは、無料コンテンツ有料プランの二本立てです。
今回の検証で実際に使ったのは無料コンテンツのほうです。そちらから並べていきます。

※私が確認の取れたもののみを掲載しているため、漏れているものがあるかもしれません。あしからず。

【無料コンテンツ】
名称 地方競馬
無料情報
中央競馬
無料情報
POINT情報 読み物
コラム
内容 ワイド3点
+枠連1点
買い目つき
(週末分)
軸馬・穴馬
選定情報
予想家コラム
馬体重・血統等
更新 平日毎日
(時期による)
毎週土日 不定期 不定期
価格 無料 無料 無料 無料

今回中心に使ったのは、平日毎日(時期による)公開される「地方競馬無料情報」です。当日昼から夕方にかけて、その日に提供する1鞍ぶんの買い目が、サイト内のページに公開されます。
1鞍はワイド3点+枠連 1点の4点構成で、推奨は1点1,000円。馬券代としては合計4,000円から、というのが標準でした。ワイドはボックスではなく、1頭目を軸にして相手を3頭広げるフォーメーション形式です(後ほど体験談で、私はこれをBOXと勘違いして恥をかきました)。

注意点として、この「無料情報」は2024年5月から大山という担当者のもとで本格化したコンテンツで、その後8月以降は配信頻度が落ち、最終的には別の有料プラン中心の運用に変わっていきました。常に同じ密度で出続けているコンテンツではない、という前提で見たほうがよさそうです。

【有料プラン(参考・今回は未検証)】
プラン名 ダート
レンジ
ネクスト
ステージ
フルスロットル トライアンフ
提供鞍数
(公式実績)
土日
4鞍
土日
4鞍
土日
4鞍
土日
6鞍
価格帯 各商品毎に
異なる
(要見積)
同左 同左 同左
提供券種 三連単等 三連単等 三連単等 三連単等

有料プランは、公式トップに「土日4〜6鞍提供/うち2鞍前後的中」という形で実績が並んでいました。価格は商品ごとに異なり、購入前にサイト内案内またはメールで個別に提示される方式です。明朗な統一価格表は出ていません。
ただし、今回は有料プランを一切購入していません。表の数字は公式トップの掲示と、過去の案内メールから読める内容を元にした参考情報です。的中率・回収率の手元データはなく、「無料縛り」の検証である点を、先にお断りしておきます。

無料情報の実力検証


ここからは日記形式で、Milesの地方競馬無料情報だけを使った半年の記録を残しておく。

2023年12月5日()

年末の慌ただしい時期だった。仕事から帰ってきて、晩飯と風呂を済ませ、布団に入る前のひととき。
やることもないのに、スマホで競馬予想サイトをいくつか並べて眺めていた。気持ちだけが、妙に前のめりだった。

「無料」と書いてあれば、とりあえず登録してみる。そんな悪い癖が、私には残っている。
過去に何度か、こうした夜の延長で別のサイトに金を払って、後悔した。それでも、無料登録だけなら失うものはない。手癖で会員になってしまう。

その中の一つが、Miles(マイルス)だった。
「明確な収支計画を目指す」と書いてある。投資のメタファーで語る競馬予想サイトは見飽きてもいたが、メールアドレスを入れるだけなら、失うものは何もない。

仮登録メールの本登録URLをタップする。
有効期限は受信から1時間とあった。慌てて押すような話でもないのに、なんとなく急かされる気持ちで押した。

会員IDとパスワードが発行された。担当を名乗るメールがすぐに来る。中田、と書いてあった。
「まずは無料からお試しくださいませ」と添えられている。読まないまま、メールアプリを閉じた。

このときの私は、別件で気持ちが膨らんでいて、新しいサイトに本気で取り組むつもりは一切なかった。
受信トレイにMilesの名前を残したまま、私は眠った。そのまま半年、私はこの名前を一度も開かなかった。

2024年6月12日()

受信トレイの未読が四桁を超えていた。
月一度くらいの「メール整理」をしようと、平日の夜、晩酌のついでにスマホを開いた。発泡酒が一缶。今夜は梅雨明け前の蒸し暑い夜だった。

「Miles(マイルス)」というフォルダがあった。覚えがなかった。
開いてみると、半年ぶんのメールが溜まっている。担当の中田からの有料プラン案内、たまに来る「読み物」コラム。そして、ここ一か月ほどから増えた、別の担当者からのメール。

担当者の名前は大山とあった。地方競馬担当、と肩書きが添えてある。
文面が、中田のそれと違った。「お昼のお忙しい時間に失礼いたします」「大山は朝作ったお弁当を食べて元気いっぱいです」。妙に近所のスーパーの店員みたいなトーンで、有料の案内はほとんど混ざっていない。

地方競馬は、ふだんあまり買わない。中央のレースを土日に追うだけで手一杯で、平日に地方を覗く余裕がなかった。
ただ、メール本文に書いてあったことが、少しだけ目を引いた。地方競馬の無料情報を、平日毎日公開している、という。

地方競馬の特徴の一つは、固いレースが多いことだ。中央ほど波乱は起きにくい。
「ワイドと枠連を絞って買えば、トータルでトントンくらいなら行けるんじゃないか」——居酒屋でしか出てこないような甘い計算が、頭をよぎる。発泡酒のせいかもしれない。

もう一つ、自分に言い訳をするとすれば、これは「実験」でもあった。
サイト内の課金は見送り、馬券代と払戻だけを記録する。地方競馬の無料情報だけで、平日の昼、ふらっとレースを買ってみる。半年くらいかけて、どこまで続けられるかを見る。

無料情報の中身は、サイト内ページに行かないと読めない仕様だった。
ブックマークに入れる。有料の案内は、検索のためにラベルだけ付けて、普段の通知からは外した。受信トレイがすこしだけ静かになった。

今週末は中央、来週から地方を試す、と決めた。
半年前の年末に受信トレイに残しただけだったMilesが、ここで一度、棚卸しされた格好だった。

2024年6月14日()

最初の一鞍は、川崎の1Rだった。
平日の昼、無料情報のページが更新されるのは正午前後。職場の昼休みにスマホを開いて、買い目を確認した。

レースは未受賞未出走戦
聞き慣れない番組名だ。中央でいう「新馬戦」に近い、地方競馬のキャリアの浅い馬同士のレース、と理解しておけば良いらしい。出走頭数も11頭で、メンバーは多くなかった。

提供買い目は、Milesの定型どおり。
ワイド 3点+枠連 1点。1点1,000円推奨で、合計4,000円。具体的にどの組み合わせかは、当日の買い目ページで初めて分かる仕組みだ。

蓋を開けてみると、ワイドは1頭目を4番に固定して、相手3頭を広げる3点フォーメーション。相手のうちの一頭が6番、残り二頭は中位人気の別の馬だった。
軸のフォースゲイトは、いかにも1番人気の馬。枠連は別途4-6を1点指定で来ていた。

15時。発走。
1着フォースゲイト、2着ラストデュエル、3着マスターオブアジア

[川崎1R 未受賞未出走 ダ1400m 良 11頭]

着順 馬番 馬名 騎手 人気 タイム
1着 4 フォースゲイト 山崎誠士 1番人気 1:32.4
2着 6 ラストデュエル 笹川翼 3番人気 1:33.7
3着 5 マスターオブアジア 池谷匠翔 4番人気 1:34.1

夜になって、大山から結果報告メールが届いた。
「ワイドは4-6のみで1400円、馬連3300円」

3点フォーメーションは、4-6が当たって残り2点は外れ。
馬連は4-6を1点指定して、これも的中。ワイド4-6で1,400円、馬連4-6で3,300円、合計4,700円の払戻。馬券代4,000円を差し引いて、収支は+700円

掲示板を改めて見直す。1着4番、2着6番、3着5番。
ワイドの組み合わせとしては、4-5と5-6も実は当たっている券種だ。Milesは5番をフォーメーションの相手から外して、2点ぶん取りこぼした計算になる。本当に当てたければ、3頭ボックスで6点買いにする手もあった。

地方競馬の固いレースで、1番人気と3番人気がきれいに入る。
ワイドの組み方は、結果から見れば堅実なほうだった。馬連で1点取り切ったのも、悪くない。

派手な金額ではない。それでも、平日の昼休みに、職場のデスクで、4,000円が4,700円になったのは、妙に印象に残った。
地方競馬の世界の入口に、思っていたよりも軽い力で足が踏み込んだ昼下がりだった。

2024年7月9日()

6月の最後の週から7月にかけて、私は週に二、三鞍ペースで、無料情報のレースを買い続けた。
当たる日もあれば、外れる日もあった。たいていはトリガミか、外れて4,000円が消えるかのどちらかで、収支は微増微減を行ったり来たりしていた。

7月5日の川崎1R。「3歳7」というクラス名のレースで、ワイドの的中は1点1,800円、枠連3,300円。馬券代4,000円ぴったりに対して、払戻5,100円。ぎりぎりプラスだが、ほぼトントンの結果だった。
大山のメールには「トリガミとなってしまいました」と書かれていた。たしかに利益と呼べる額ではない。

そんな日が続いていた、7月9日の火曜日。
今週は大井競馬、と前日の朝のメールで予告されていた。地方競馬のナイター開催が中心で、ちょうど夏の夜にスマホで見るのにちょうど良い時間帯のレースだった。

提供レースは、大井の1R。
「C3四五六」という、地方競馬の下位クラスのレースだ。発走は14時15分。仕事を抜けてレース映像までは見られない時間だが、結果は休憩中に確認できる。

買い目は、相変わらずのワイド3点+枠連 1点。
今回のワイドは1頭目を1番に固定して、相手を3番・12番・別1頭で広げる組み方。1頭目のガニュメデスレイに、キセキニャン12トニーロマンスを絡める形だ。枠連は3-8の1点指定。

1番ガニュメデスレイは8番人気の馬で、人気はかなり低かった。
それを軸にしてくる、というのが、Milesの無料情報の癖でもあった。1番人気を素直に選ばないで、中穴の人気で軸を取りに行く。

14時15分発走。
稍重まで渋った大井のダート1600mを、13頭が走る。

[大井1R C3四五六 ダ1600m 稍重 13頭]

着順 馬番 馬名 騎手 人気 タイム
1着 3 キセキニャン 本田正重 4番人気 1:44.4
2着 12 トニーロマンス 矢野貴之 2番人気 1:44.8
3着 1 ガニュメデスレイ 岡村健司 8番人気 1:45.0

1着キセキニャン、2着12トニーロマンス、3着ガニュメデスレイ
1番・3番・12番が掲示板の上から三つに、全員入っている。ワイドの組み合わせは1-3、1-12、3-12のいずれも本来は的中するが、6月の川崎と同じく、ここもBOXではなくフォーメーションだった。

払戻ページを開く。
ワイドの的中は、1-12 のみ。1点1,310円(公式100円あたり)、1点1,000円買い換算で13,100円

枠連は3-8の1点指定。3番(赤帽)と12番(緑帽)が1着2着なので、3-8の枠連が当たり。
公式表示730円(100円あたり)。1点1,000円買い換算で7,300円

合計払戻は20,400円。馬券代4,000円を引いて、+16,400円
地方競馬の固いレースを狙う構成のはずなのに、3着に8番人気が来てくれたおかげで、ワイドの1点だけが派手な配当を出してくれた格好だった。

大山からの結果報告メールには、こう書かれていた。
「本日ワイド1点で13100円、枠連7300円的中、合計4400円プラス」。

あれ、と思った。
私の手元では16,400円のプラスだ。大山のメールでは4,400円のプラス。差がある。

大山の数字は、馬券代の計算が違うのだろうか。
たぶん、外れた2点のワイドぶん(2,000円)と、枠連と合わせて、全体を多めに数えているか、別の計算方式があるのか。掲示板の数字をそのまま並べていない印象だった。

気にしないことにした。
私の手元の電卓だけを信じる。馬券代4,000円、払戻20,400円、収支+16,400円。これが、私の財布が動いた額だ。

16,400円のプラスは、1か月弱の「ほぼトントン」を、ようやく一気にプラス側へ持っていってくれた額だった。
ここまでの収支が、頭の中で一度きれいに洗い直された午後だった。

2024年7月30日()

当然だが、当たり続ける週ばかりではなかった。
7月のお盆前、平日の何鞍かが連続で外れて、私の収支は徐々に削られていた。それでも、大井の一発があるおかげで、トータルの数字はまだ少しプラスを保っていた。

7月30日。
前々日からシステムメンテナンスで、平日3日間ぶんの無料情報が止まっていた。再開した火曜の昼、大山から「本日の地方競馬は大井からのご提供です」というメールが届いた。久しぶり、と書いてあった。

4,000円ぶんの馬券を、いつも通りに買った。
結果は、ワイドも枠連も、全部外れた。1着2着3着のどこにも、買い目の番号は絡まなかった。

翌日、大山から届いたメール。
「昨日の無料情報にて何ヶ月ぶりかの全不的中という不甲斐ない結果となってしまい申し訳ございませんでした」

「何ヶ月ぶり」と大山がわざわざ書いてくるあたりに本音が出ていた。たしかに、私が6月から7月に試した範囲でも、4点すべてが消える日はこれが初めてだった。
トリガミの日や、ワイド1点だけ当たって馬連が外れる日はあった。それでも、4,000円ぜんぶがそのまま消える光景は、見たことがなかった。

同じ週、別の担当者・中田から、別系統のメールが届いていた。
「救済価格で一撃性を。」「またとない好機である事はご理解のはずです」「本日で受付終了となります」。

有料プランの「K.O.」というプランを売り込む案内が、三日連続で受信トレイの上に並んだ。
一鞍でも当たれば勝ち、と書いてある。中田の文面は、大山の「申し訳ございません」とは、まったく違うトーンだった。

「無料が外れた直後に、有料の救済プランを案内する」。
構造としては、私が用心している型そのものだった。大山と中田が同じサイトの中にいる、というのは、たぶん偶然ではない。

その夜、中田のメールはひととおり読んでから、別フォルダに移した。買わない、と決めていた。
ここで一鞍を救済価格で買ってしまえば、それはもう「無料情報を半年試す」の話ではなくなる。私の実験は、ここではない。

2024年12月29日()

年末。ホープフルステークスの予想記事をスマホで読みながら、半年つけてきたMilesの収支をまとめた。

結論から書く。8月以降、無料情報の更新頻度は、夏前と比べてはっきり下がった。
6月・7月は週に三、四鞍ペースで来ていた大山のメールが、8月から月に数通になり、秋にはほぼ止まった。

替わりに増えたのが、中田と、その他の担当者からの有料プランの案内だった。
「コレクトエレクト」「ダートレンジ」「マキシマムメソッド」「フルスロットル」——プラン名は次々と入れ替わるが、毎日のように受信トレイに新規プランの案内が届いた。本日の的中報告、明日の見込み配当、特別価格、最後のチャンス。一連のパッケージは、よく見るタイプの組み立てだった。

結局、私が「無料情報の実験」と呼べる時期は、夏のあいだの2か月強で終わってしまった、ということになる。
秋以降は、無料情報を待ち続けても、ほとんど来ない。Milesの無料情報という装置自体が、夏でいったん区切られた印象だった。

[Miles 地方無料 半年の収支]

期間 内容 金額
6月〜7月 地方無料 約14鞍ぶん 馬券代
(ワイド3点+枠連1点・1点1000円)
-56,000円
6/14 川崎1R ワイド4-6・馬連4-6 払戻 +4,700円
7/5 川崎1R ワイド4-8・枠連4-7 払戻 +5,100円
7/9 大井1R ワイド1-12・枠連3-8 払戻 +20,400円
その他 不定期 残り11鞍ぶん 払戻(トリガミ含) +27,300円
8月〜12月 無料情報の配信ほぼ停止
(馬券は買えず、課金もせず)
±0円
合計 +1,500円

有料プランは一円も買っていない。半年で動いた数字は、馬券代と払戻だけだ。
差し引き+1,500円。半年、平日の昼にちまちま地方競馬を買い続けて、ジュース十本ぶんくらいの利益が手元に残った。

この+1,500円を「無料情報は使える」と読むこともできるし、「労力に見合わない」と読むこともできる。
私の感覚はその中間だった。地方競馬の固いレースで、ワイドと枠連を絞って買う構造そのものは、悪い設計ではない。ただ、3か月続けてようやくジュース十本ぶん、というのが、利益率としての現実だった。

大井1Rの+16,400円が、半年の収支をプラス側に押し上げていた。
あの一鞍がなければ、半年の収支はちょうどゼロ前後で、もしかすると小さなマイナスだったかもしれない。結局あの大井がなければ、それだけの話だ。

登録前の私は、「無料枠は検証材料にならない」と決めつけていた。
ひと夏使ってみて、少なくとも、無料だから中身がないとは言い切れなくなった。Milesの大山が出していた地方競馬無料情報は、すぐ有料へ押し込む文面ではなかった。淡々と、買い目とその結果だけを送ってくる担当者だった。

ただ、その「窓」が、私の知らないところで開いたり閉じたりする。
夏が過ぎたら、窓は静かに閉まった。再び開く時期があるのかは、利用者側には分からない。コンテンツの恒常性、という観点では、ここはかなり弱い部分だと感じた。

半年の最後に届いた中田のメールには、こう書いてあった。
「優柔不断ではなく熟慮断行であると信じています!!」。

熟慮した結果、私はやっぱり買わない。
地方競馬の無料情報のために残しておいた受信トレイのフォルダを、私はそのまま閉じた。半年の実験は、これでひと区切りだった。

無料で半年使って分かったメリットとデメリット


メリット

  • 地方競馬の平日無料情報(時期によるが)が「ワイド 3点+枠連 1点」のシンプルな構成で出される
  • 1鞍4,000円から、平日昼〜夕方の地方競馬を遊べる組み立てになっている
  • 無料情報の担当(大山)と、有料プランの担当(中田など)が分かれており、文面のトーンも別物。読み分けがしやすい
  • 登録料・年会費は無料。特商法表記に運営事業者・運営責任者・所在地・連絡先が明記されている

デメリット

  • 無料情報の配信頻度が安定しない。検証では2024年5〜7月が密で、夏明けにはスッと頻度が落ちた
  • 無料の結果報告メール内の金額表記が、自分で電卓を叩いた額と一致しないことがある(メールの「合計プラス額」と、馬券代差し引きの実額がずれる場面があった)
  • 有料プランの案内メールは別担当から大量に届く。無料が外れた直後に有料の「救済プラン」が並ぶ流れは、見ていて少し身構えた
  • iCloud(@icloud.com)のメールアドレスでは登録できない。仮登録URLの有効期限が1時間と短く、寝る前の登録は失敗する
  • 退会はサポートへの連絡経由。ワンクリックでは完了しない
  • 有料プランの料金は公開固定価格ではなく、案内ごとに提示される個別価格制で、総額の見通しが立てにくいのは正直面倒だった

Miles(マイルス)の口コミ・評判


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